【配信】海外ドラマランキング｜まさかのシーズン2更新！『大地の傷跡』が初登場

全米で配信中の海外ドラマおよび映画（ドキュメンタリー・リアリティショー含む）におけるランキングトップ10（ニールセン調べ）が発表された。「オリジナルドラマ」「非オリジナルドラマ（※放映権を獲得した他社作品）」「映画」という3部門における全米でのストリーミング（配信）ランキングを紹介しよう。

配信ランキング（ニールセン調べ）

2025年7月14日（月）から7月20日（日）までの順位は以下の通り。

ドラマ（オリジナル）

ドラマ（非オリジナル）

映画

※配信先は、現地アメリカでのプラットフォームを記載。

初登場で総合トップに踊り出たのは犯罪ミステリーの『大地の傷跡』。7月17日（木）にリリースされると、4日間での視聴時間は20億分を超えた（21億400万分）。広大な自然を管理するのが仕事の国立公園局の特別捜査官、カイル・ターナーが、ある残酷な死の捜査をきっかけに、公園内に隠された暗い秘密や自らの過去と向き合うことになるというストーリーだ。2025年頭にサプライズヒットとなった西部劇ドラマ『アメリカ、夜明けの刻（とき）』のマーク・L・スミスがクリエイターに名を連ね、主演・製作総指揮を務めるのは『ミュンヘン』のエリック・バナ。もともとはリミテッドシリーズだったが、反響の大きさを受けて7月末にシーズン2へと更新された。

オリジナルドラマ部門には、複数作品が同時ランクインすることがあまりないAmazon Prime Videoのドラマがなんと3作品トップ10入り。配信開始後2週目の『バラード　未解決事件捜査班』が3位をキープする中、7月16日（水）に最終章となるシーズン3の最初の2話が到着した『私たちの青い夏』が6位に、7月10日（木）よりNetflixでも見られるようになったブライアン・クランストン（『ブレイキング・バッド』）がクリエイターを務めた2010年代の犯罪ドラマ『スニーキー・ピート』が10位につけた。一方、過去2週連続ランクインしていた『カウントダウン』は圏外に。

そのほかには、カリブ海クルーズ中の豪華客船から忽然と姿を消した女性の失踪事件に迫る7月16日解禁の実録犯罪ドキュメンタリー『エイミー・ブラッドリーの奇妙な失踪』（4位）、7月17日にシーズン3配信がスタートした『スター・トレック：ストレンジ・ニュー・ワールド』（7位）が新たに登場した。

非オリジナルドラマ部門では、カナダ発ドラマ『Sullivan’s Crossing（原題）』が前週より視聴時間微増（13億4700万分→13億5600万分）でトップの座をキープ。その一方、『クリミナル・マインド』は連続トップ10入りが10週でストップした。

映画部門は、Netflixの歴代最高成績に迫る勢いの『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』をはじめ、多くの作品が前週からトップ10圏内をキープ。そんな中で新たに3作――日本でも春に公開されたラミ・マレック主演のアクション映画『アマチュア』（4位）と、旧作のコメディ2本、アイス・キューブ＆ケヴィン・ハート主演の『ブラザー・ミッション　－ライド・アロング2－』（9位）とアダム・サンドラー主演の『俺は飛ばし屋／プロゴルファー・ギル』（10位）――が新たにランクイン。1996年の『俺は飛ばし屋／プロゴルファー・ギル』は、およそ30年ぶりの続編が翌週（7月25日）リリースされることから1作目を予習する人が多かったようだ。

『大地の傷跡』シーズン1はNetflixにて独占配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Hollywood Reporter