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『SHOGUN 将軍』製作者、日系殺し屋が主役のドラマ制作へ

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SHOGUN 将軍

高い評価を受けている歴史ドラマ『SHOGUN 将軍』の製作者が、Apple TV+で日系の殺し屋を主人公に描くドラマシリーズの企画を進めていることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

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「ジョン・レイン」シリーズほかオプション契約も

これは、元CIA工作員バリー・アイスラーの小説「ジョン・レイン」シリーズをドラマ化する企画となり、主人公は元CIA工作員で日本人とアメリカ人の混血であるジョン・レイン。彼は、殺害を自然死に見せかけることを得意とする暗殺者だ。小説では、レインの恋人で最大の敵でもあるモサドの悪女デリラや、皮肉屋なテキサス人のスナイパー、ドックスが主要人物として登場する。

複数の動画配信サービスが熾烈な入札競争を繰り広げた後、Apple TV+が権利を獲得した。『SHOGUN 将軍』のトム・ウィンチェスターと、Apple TV+の人気スパイドラマ『窓際のスパイ』のサイモン・ギリス、原作者のアイスラーが製作総指揮を務める予定だ。

2009年には、「ジョン・レイン」シリーズを映像化した日本映画『レイン・フォール/雨の牙』が公開され、『窓際のスパイ』に主演するゲイリー・オールドマンが出演していた。

以前、キアヌ・リーヴスを主演に迎えて「ジョン・レイン」をドラマ化する試みがあったが、頓挫していた。しかし今回はプラットフォームが決まり、小説シリーズである18冊の小説と4編の短編を網羅するオプション契約もあるため、Apple TV+で新たなフランチャイズが誕生する可能性もありそうだ。

小説シリーズは20ヵ国語に翻訳されており、日本では邦訳版「レイン・フォール/雨の牙」「雨の掟」などが出版されている。全18冊のうち9作はレインを主人公した物語で、より広い「キラー・コレクティブ」ユニバースとして、性犯罪捜査官のリヴィア・ローン、同性愛者であることを隠すブラックオプスの兵士ダニエル・ラリソン、聴覚障がいのある請負人マーヴィン・マナスといったキャラクターを主人公にしたスピンオフ作品も出版されている。

アイスラーはApple TV+で企画が進んでいることについて、「『窓際のスパイ』が過去4シーズンで見事に証明してきたように、Appleの幹部たちは諜報活動に潜む危険や複雑さ、そして滑稽さを見極める独自の感覚を持っています。そこに『SHOGUN 将軍』や『窓際のスパイ』で経験を積んだトム・ウィンチェスターとサイモン・ギリスというベテランを加えれば、東京の裏社会で生きるコントラクトキラーを描くドラマに必要な“夢のチーム”が揃うことになります」と語った。

主人公を演じるキャストなどの続報に注目しておきたい。(海外ドラマNAVI)


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参考元:米Deadline

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