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『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』に予習は必要?見る前に知っておきたいこと

2025年7月25日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』メイン

本日7月25日(金)より日米同時公開となるマーベル・スタジオ最新作『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。これまでも実写映画化されてきたファンタスティック4だが、本作に予習は必要なのか? 事前に知っておきたい情報をまとめた。

※本記事には過去のマーベル映画についてネタバレが含まれます。

そもそも「ファンタスティック・フォー」って?

ファンタスティック・フォーは、マーベル・コミックスに登場するヒーローチームで、リーダーであるミスター・ファンタスティック(リード・リチャーズ)、インビジブル・ウーマン(スーザン「スー」・ストーム=リチャーズ)、ヒューマン・トーチ(ジョニー・ストーム)、シング(ベン・グリム)の4名で構成される。

4人は宇宙での科学ミッション中に宇宙線を浴びたことで頂上的な能力を獲得する。リードは身体をゴムのように伸び縮みさせる力、スーは身体の透明化、ジョニーは全身に炎をまとって空を飛ぶ力て、ベンは全身が岩のような物質に変わり頑丈さと怪力を得た。

アーティスト兼共同脚本家のジャック・カービーと編集者兼共同脚本家のスタン・リーが初めて創作したスーパーヒーローチームで、アメリカではスパイダーマンやX-MENと同じくらいポピュラー。そんな人気ヒーローたちがついにマーベル・シネマティック・ユニバース(以下、MCU)に本格参入するとあって、ファンの期待は最高潮に達している。

ファンタスティック・フォーの実写映画を公開順におさらい

ファンタスティック・フォーは、これまで何度か実写映画化されてきている。20世紀フォックスによる2部作(2005年、2007年)と、2015年に公開されたリブート版の3作。今回がある意味4作目ではあるが「シリーズ4作目」というわけではないので安心してほしい(もちろん、ファンタスティック1や2があるわけではない)。

ファンタスティック・フォーの実写作品

  1. 『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』(2005年)
  2. 『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』(2007年) ※2005年版の続編
  3. 『ファンタスティック・フォー』(2015年) ※リブート版
  4. 『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年) ※MCU

※『ザ・ファンタスティック・フォー』のタイトルで1994年公開予定で製作されていた映画もあったが、残念ながら公開中止に…。

以下、それぞれの作品について簡単におさらいしよう。

2005年&2007年の『ファンタスティック・フォー』2部作

ファンタスティック・フォーの実写作品と聞いて、ミレニアル世代以降がまず思い浮かべるのが、ティム・ストーリー監督による『ファンタスティック・フォー』2部作だろう。

1作目『ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]』では、4人が超能力を得る過程が描かれ、宿敵ドクター・ドゥーム(ジュリアン・マクマホン)と対峙する。2作目には、シルバーサーファー(ダグ・ジョーンズ、声はローレンス・フィッシュバーン)がヴィランとして登場! そしてこちらにも、ドクター・ドゥームが登場する。

ヨアン・グリフィズがリード、ジェシカ・アルバがスー、マイケル・チクリスがベン、そしてMCUではキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースとしておなじみのクリス・エヴァンスがジョニーを演じている!

クリスに対してスティーブの印象が強いMCUファンが見たら、チャラいジョニーにビックリするかも!? ちなみに、2024年の『デッドプール&ウルヴァリン』では、クリスがジョニーを再演! ぜひこちらもチェックしてほしい。

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2015年のリブート版『ファンタスティック・フォー』

2015年に公開されたリブート版『ファンタスティック・フォー』は、2011年の『クロニクル』が絶賛されたジョシュ・トランクがメガホンをとっている。

リードはマイルズ・テラー、スーはケイト・マーラ、ジョニーはマイケル・B・ジョーダン、ベンはジェイミー・ベル、そしてドクター・ドゥームをトビー・ケベルが演じている。

本作ではリードら4人の年齢が下がるなど、大きなアレンジが加えられている。賛否が分かれる評価となり、続編の話もあったが最終的には中止されてしまった。

ちなみにマイケル・B・ジョーダンといえば、MCU『ブラックパンサー』のキルモンガー役でもおなじみ。トランク監督の『クロニクル』にも出演しており、彼とは2度目のタッグであった。

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満を持してMCUに登場!『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

いよいよ本日から公開される『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』の舞台は1965年。これまでの作品のスタイリッシュな雰囲気とは打って変わり、レトロ感溢れるカラーのスーツに身を包んでいる。

マット・シャックマンが監督する本作では、彼らが能力を得たオリジンは割愛され、すでにファンタスティック4として活躍中、というところから話が始まる。詳しいストーリーは不明だが、ヴィランとしてギャラクタスとシルバーサーファーが登場することがわかっている。リードはペドロ・パスカル、スーはヴァネッサ・カービー、ジョニーはジョセフ・クイン、ベンはエボン・モス=バクラックというキャスティングだ。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』を見る前に過去の映画は見る必要あるの?

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は、MCU最新作ではあるが、結論からいえば過去のMCU作品を一切見ていなくても楽しめるだろう。

前述の通り舞台は1965年で、ティザーを見る限り彼ら以外のスーパーヒーローはいない世界のようだ。さらに、ファンの間では、アベンジャーズらとは違うアーツが舞台なのでは? と噂されている。

ちなみに、映画『サンダーボルツ*』のポストクレジットシーンでは、本作と関係がありそうな意味ありげな描写が…。気になる人はぜひチェックしてみてほしいが、見ておかなきゃ本作が楽しめないというわけではなさそうだ。

ファンタスティック4が今後どうアベンジャーズのメンバーと関わってくるのか、そして来年2026年12月18日(金)に公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』では何が起こるのか!?

MCUフェーズ6の1作目となる『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』。今後の展開を楽しむためにも、ぜひ劇場で鑑賞してほしい。

『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』は7月25日(金)より日米同時公開。(海外ドラマNAVI)

Photo:(c) 2025 20th Century Studios / (C) and TM 2025 MARVEL.

  • この記事を書いた人

Lena

海外ドラマNAVI編集部。BBC『SHERLOCK』がきっかけで海外ドラマの沼へ。根っからのオタク気質で、英国作品以外ではアメコミ原作シリーズを好みMCUは全作網羅。そのほかホラー・スプラッタが好きで、欧米だけでなく韓国ドラマもよく視聴する。

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