メイズは双子でなく三つ子だった?『ウォーキング・デッド』を語り尽くす『トーキング・デッド』

大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』の全米での放送直後にキャストやスタッフをゲストに迎えて同作の貴重な裏側が語られるトークショー『トーキング・デッド』。Huluで順次配信中の『ウォーキング・デッド』シーズン10追加エピソードに続いて、第19話「あと1ヵ所」の放送直後に全米で放送された『トーキング・デッド』第19回もHuluにて配信となる。その内容をちょっとだけご紹介しよう。(※本記事は『ウォーキング・デッド』シーズン10第19話までのネタばれを含みますのでご注意ください)

引き続き、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、ホストのクリス・ハードウィックとゲストたちはスタジオでなく自宅から参加。今回のゲストは、アーロン役のロス・マーカンド、ゲイブリエル役のセス・ギリアム、メイズ&メイズの兄役のロバート・パトリック、そして「俺を見つけてくれ」の脚本を担当したジム・バーンズ。

今回の新キャラであるロバート演じるメイズがゲイブリエルによって早々に殺され、その後にロバートがメイズの双子の兄の役で再登場するもまた死んでしまったことを受けて、ハードウィックが「(メイズの)3人目が現れてほしかった」と言うと、「三つ子の設定にしようと話し合ってた」とロバートがジョーク。また、ゲイブリエルがメイズを殺すのにアーロンの義手を使ったことから、セスが「手を下すのはアーロンということ」と冗談を飛ばした。

そしてメイズを殺すべきだったかについてロバートとセスの意見が対立し、番組中、二人がやり合う場面が何度か見られた。なお、ロスはアーロンとしてはメイズ支持派だが、ロス自身としてはセスやゲイブリエルと同じくメイズ不支持派というややこしい構図に。

そんなロスといえば、アンドリュー・リンカーン演じるリックをはじめとしたキャラクターや有名人のモノマネがうまいことで知られるが、その妙技を今も現場で披露していることが判明。「撮影の合間に緊張を解く方法は?」という話になった際、ロスはロバートが映画で共演した俳優の真似をしたそうで、その時にやったシルヴェスター・スタローンの声マネを番組でも再現し、ゲストがみんな笑顔に。

なお、このエピソードの中でアーロンとゲイブリエルはイノシシを料理したりギャンブルやお酒を楽しんだりと羽目を外すが、その一部は時間の都合でカットされたとのこと。幻となったシーンでは二人がミニゴルフで対決し、腕一本のアーロンが勝ったそうだが、負けたセスはゲイブリエルが片目しか見えないことを指摘して言い訳している。

1991年の映画『ターミネーター2』でロバートを見て以来、彼のファンだというロスは、「彼は最高。彼ほど優しい人と共演したことはない」と称賛。するとハードウィックも実は15年ほど前にアニメのアフレコ収録でロバートと一緒に仕事をしたことがあるという過去を明かし、「あの時もすごく優しかった」と、ロスの意見に賛同した。

そんなロバートは、今は亡きハーシェル役のスコット・ウィルソンと友人だったそうで、彼から生前この作品と出演者とスタッフへの愛を聞いていたというエピソードを明かしてくれた。

そのほかにも、ゲイブリエルの大笑いの裏にあった苦労や、ロシアンルーレットの目的、ゲイブリエルの心変わり、ロバートによる『ターミネーター2』再演など今回も内容盛り沢山なので、番組内で確認してみてはいかがだろう? 『トーキング・デッド』の該当エピソードは3月25日(木)0:00よりHuluにて配信される。なお、Huluでは『ウォーキング・デッド』とダリル役のノーマン・リーダスがホストの旅番組『ライド with ノーマン・リーダス』も配信中だ。(海外ドラマNAVI)

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『トーキング・デッド』
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