人気ミステリー小説「特捜部Q」シリーズを『ダウントン・アビー』のマシュー・グード主演でドラマ化したNetflixの新作犯罪ドラマ『特別捜査部Q』。好評を博したシーズン1に続き、シーズン2への期待が高まっているが、マシューが続編について前向きな発言をしている。
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『ダウントン・アビー』マシュー・グード、Netflix新作で初の警察官役に挑戦
『ダウントン・アビー』のマシュー・グードが、人気ミステリー小 …
続編に意欲的
本作は、デンマークのベストセラー作家ユッシ・エーズラ・オールスンによる同名小説シリーズを原作とした作品。スコットランドのエディンバラを舞台に、過去の未解決事件を専門に扱う「特別捜査部Q」に配属された刑事カールと、相棒のアクラムが事件の真相に迫っていく。
シーズン1では、5年前に失踪した女性政治家の謎を追うストーリーが描かれた。事件解決と同時に、カールとアクラムの関係や、それぞれが抱えるトラウマにも焦点が当てられ、物語は余韻を残す形で幕を閉じた。
Netflixは現時点でシーズン2を正式発表していないが、マシューは続編に意欲的だ。英Yahooのインタビューでは、「シーズン2を本当にやるべきだよ」と述べ、アクラム役のアレクセイ・メンヴェロフにはクラヴ・マガ(イスラエル式格闘術)のトレーニングを受けさせて、「次は“シリア版ジェイソン・ボーン”のようなアクションが見られるはず」と語っている。
共演のクロエ・ピリーも「もっと見たいと思いました。このキャラクターたちと一緒に過ごす時間がとても楽しいです」と続編を希望していることを明かした。
原作小説の「特捜部Q」シリーズは全9作あり、今回映像化されたのは第1巻「特捜部Q―檻の中の女―」のみ。豊富な原作ストックもあり、今後の展開に十分な材料がそろっている。
Netflixによれば、カールは「優秀ながら深い心の傷を抱える刑事」と設定されており、その複雑な内面も視聴者の共感を呼んでいる。
ショーランナーのスコット・フランク(『クイーンズ・ギャンビット』)は、Tudumのインタビューで「マシューをイメージして脚本を書いた」と明かし、「知的で感情的、そして決して感傷的になりすぎない演技ができる俳優」だと絶賛している。
視聴者からの高評価とキャストの熱意を受け、Netflixが今後どのような判断を下すのか、注目が集まっている。『特別捜査部Q』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)