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サンドラ・オーが明かす『グレイズ・アナトミー』舞台裏、「自分のために闘った」

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人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』のオリジナルキャストで、シーズン10までクリスティーナ・ヤン役を演じたサンドラ・オーが、その舞台裏で「自分のために闘った」と振り返っている。

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サンドラ・オーが卒業生へのスピーチで語ったこと

サンドラは、アメリカの名門ダートマス大学の卒業式で名誉芸術博士号を授与され、卒業生に向けてスピーチを行った。『グレイズ・アナトミー』でクリスティーナ役を演じたことは大きな特権であり、経済的な安定と名声をもたらすと同時に、「人生で最も困難な10年の一つ」でもあったと語っている。

「その時期はあまりにも不快なことが多かったため、深い教訓を学びました。
『グレイズ・アナトミー』を始めた頃は30代前半だったから、自分が何者で、仕事がどんなものかは分かっていましたが、これから何が起こるのかは全く分かっていませんでした。私は、自分自身にも脚本家にも多くを求めました。脚本に気になる点があれば、クリスティーナというキャラクターのために、“正しい”と信じるものを求めて闘いました。彼女に対して責任を感じていたからです。その姿勢が、印象的なキャラクターを作る一因になったことは間違いありません。でも同時に、セリフを自分の感覚にフィットさせたいという気持ちや、“自分こそがキャラクターを一番理解している”という思いが、脚本家にも私自身にも葛藤をもたらすことにもなりました」

番組の在籍時に製作スタジオのションダランドには、「サンドラに寄り添う専任スタッフ」がおり、撮影セットにやって来て「サンドラと向き合う」役割を担っていたという。

そのことについてサンドラは、「もうそんなことはしません。私は自分自身に寄り添うのです」と断言している。また、サンドラと脚本家の意見が食い違った際、クリエイターのションダ・ライムズに、「サンドラ、私たちは以前も同じ状況だったわ。私を信じて。ただ言葉を発すれば、何かが伝わるはずよ」と言われたことを決して忘れないともスピーチした。

最後に、「世界が困難に直面した時も、良い時も悪い時も踊って乗り越えましょう!」と伝えたサンドラ。それと同時にデヴィッド・ゲッタの曲「Titanium」が流れ、卒業生たちが立ち上がって踊りだし、卒業式のスピーチは大いに盛り上がったようだ。

『グレアナ』卒業後の活躍

サンドラによると、『グレイズ・アナトミー』の出演時には大変なこともあったようだが、その経験を糧に番組の降板後も快進撃を続けている。

異色スパイドラマ『キリング・イヴ/Killing Eve』では4シーズンにわたり、英国諜報部MI5のエージェント、イヴ・ポラストリ役を好演し、Netflixオリジナルシリーズ『ザ・チェア ~ア 私は学科長』では学科長役で主演。HBOのスパイドラマ『シンパサイザー』などにも登場し、多彩な役を演じて演技の幅を広げている。

『グレイズ・アナトミー』は、Disney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Entertainment Weekly

Photo:Instagramアカウント@iconichipsterdotcomより

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海外ドラマNAVI編集部

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