『セブン』『ソーシャル・ネットワーク』『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のデヴィッド・フィンチャーが監督・ショーランナーを務めたNetflixのクライムドラマ『マインドハンター』。シーズン2のリリースから約6年が経つ中、制作費の高さや制作時間の長さからシーズン3は実現していないが、キャストが復活の可能性を示した。米CBRが伝えている。
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Netflix『マインドハンター』、シーズン3への更新ならず?デヴィッド・フィンチャー監督"製作費が高い"
政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』で製作総指揮を務め、映画『ファイト・クラブ』や『セブン』でもメガホンを取ったデヴィッド・フィンチャーが、監督・製作総指揮を担うNetflixのプロファイラードラマ『マインドハンター』の未来について言及していることがわかった。 1970年代後半の米国を舞台にした『マ…
2時間映画の3部作として復活か
ジョン・ダグラスとマーク・オルシェイカーによる犯罪ドキュメンタリー「マインドハンター ―FBI連続殺人プロファイリング班―」を原作に、2017年から2019年にかけて2シーズンが配信された『マインドハンター』。1970年代後半、FBI連続殺人課で凶悪犯罪を追う中、殺人犯の心理を研究して犯罪者プロファイリング手法を編み出した捜査官の姿を描く。
本作で主役コンビの一人、FBI特別捜査官ビル・テンチを演じたホルト・マッキャラニーが、Netflixの新作クライムドラマ『ウォーターフロント』のプロモーション中に、少し前にフィンチャーと『マインドハンター』の復活について話し合ったと明かした。
「数ヵ月前にデヴィッド・フィンチャーのオフィスでミーティングをした時、彼は“(『マインドハンター』を)3本の2時間映画として制作する可能性がある。あくまで可能性だが”と言っていました。脚本家たちが脚本に取り組んでいるのは知っていますが、デヴィッドが脚本の出来に満足しないといけませんからね」
フィンチャーが完璧主義者なことから、『マインドハンター』制作のハードルは高い。実際、シーズン2用の初期の脚本を気に入らずすべて書き直させたり、シーン毎に様々なカメラやパターンを用いて何十回も撮影したりしたことから、お金も時間もかさむようだ。
ホルトは、「あの作品に出演できたこと自体、幸運で光栄でした。もし復活するなら嬉しいですね。デヴィッドと話して少し希望が湧いてきましたが、太陽と月と星がすべて一列に揃わないと実現しないでしょうね」と付け加え、実現の可能性は決して高くないことを示している。なお、もしも映画版が作られた場合は、劇場用映画ではなくNetflix映画として同プラットフォームで配信されることになるようだ。「日程などに関してはすべて解決できるでしょう。あとは、デヴィッドに時間と意欲があり、素材(脚本)に満足できるかどうかですね」
『マインドハンター』シーズン1~2と『ウォーターフロント』はNetflixで配信中。(海外ドラマNAVI)
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