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Netflix『恐竜王国』リブート版ドラマを制作へ

2025年6月19日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

Netflixが、またしても往年の名作テレビシリーズのリメイクに乗り出すことがわかった。レジェンダリー・テレビジョンと共同で、1970年代のSFアドベンチャードラマ『Land of the Lost(原題)』(1991年にはリメイク版ドラマ『恐竜王国』が放送、2009年には『マーシャル博士の恐竜ランド』として映画化もされている)のリブート版制作に関する契約を締結した。米Deadlineが伝えている。

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制作は初期段階、オリジナルスタッフも参加

関係者によると、リブート版企画はまだごく初期段階にあり、詳細な情報は出ていない。しかし、オリジナル版の生みの親であるシド&マーティ・クロフト、そしてマーティの娘で同社のCOOを務めるディアナ・クロフト・ポープもプロデューサーとして参加することが決定している。現在は脚本家の選定が進められている段階だという。

『恐竜王国』とは?恐竜と異種族が織りなす冒険

子ども向けドラマとして制作され、1974年から1976年まで米NBCの土曜日の朝に3シーズンにわたって放送された『Land of the Lost(原題)』は、SFアドベンチャーの金字塔として知られる。物語は、主人公である父親リックと、その二人の子どもたちが、ひょんなことからポータルを通り抜け、恐竜が生息する謎の世界に閉じ込められるところから始まる。彼らは、凶暴なティラノサウルス・レックスをはじめとする恐竜や人間以外の知的生命体たちと遭遇する。

短い放送期間にもかかわらず、その斬新な設定と魅力的なキャラクターは、瞬く間にカルト的な人気を獲得。放送終了後も根強いファンに支えられ、その存在感は失われることがなかった。

その人気に応える形で、1985年と1987年の夏にはCBSで再放送もされている。さらに、1991年にはABCで2シーズンにわたるリメイク版『恐竜王国』が放送され、2009年にはウィル・フェレル主演の劇場版映画も公開された。これらの派生作品はいずれも、オリジナル版の生みの親であるシド&マーティがプロデュースを手掛けている。

Netflixが進めるクラシック作品のリブート戦略

Netflixは、HBOやパラマウントといったスタジオほど膨大な作品ライブラリーを持っているわけではない。しかし、積極的にクラシックシリーズのリメイクに取り組むことで、その弱点を補い、新たなファン層の獲得を目指している。

現在、Netflixは『大草原の小さな家』のリブート版を撮影中であり、過去には『ロスト・イン・スペース』『ワンデイ -家族のうた-』といった名作のリブートも成功させてきた。今回のリブートも、Netflixのこうした戦略の一環と言えるだろう。往年のファンはもちろん、新たな世代の視聴者も巻き込む形で『恐竜王国』がどのような進化を遂げるのか、今後の情報に注目が集まる。

映画版『マーシャル博士の恐竜ランド』はレンタル配信中(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline

Photo:Instagramアカウント@animationmagazineより

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海外ドラマNAVI編集部

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