イギリスのコメディアン、ロブ・ブライドン(『マイ・レディ・ジェーン』)とスティーヴ・クーガン(『24アワー・パーティ・ピープル』)が、大人気旅行シリーズ『スティーヴとロブのグルメトリップ』(原題:The Trip)が『The Trip to the Northern Lights(原題)』として帰ってくる! これまでスペイン、イタリア、ギリシャと世界各地を巡ってきた二人が、新たな舞台として北欧を選び、オーロラを探す旅に出る。
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『スティーヴとロブのグルメトリップ』シリーズの軌跡
スティーヴとロブの二人が初めてタッグを組んだのは、2010年にBBC Twoで放送されたコメディシリーズ『スティーヴとロブのグルメトリップ』(日本では4話をまとめて一つの映画として公開されている)。ほぼほぼ二人のアドリブで制作され、その独特なユーモアと二人の掛け合いが視聴者を魅了した。
第一作目の成功を受けて、『イタリアは呼んでいる』、『スペインは呼んでいる』、『The Trip to Greece(原題)』と続編を制作。そして今回、再びテレビシリーズとして、私たちの元に爆笑の旅を届けてくれるのだ。
最新作『The Trip to the Northern Lights』
待望の新作では、「60歳のロブと、まだ59歳のスティーヴが北欧の最果てを探検する旅に出る。彫刻のようなスウェーデンのホテルから人里離れたノルウェーの漁師小屋まで、二人はおなじみの機知、ライバル心、そして遊び心あふれる内省を披露する。」
道中、二人は老い、野心、家族、そして名声について語り合う。ポッドキャストでの口論やBAFTAの張り合い、ボンドやベルイマンに関する論争、そして引退についてまで、様々な話題が飛び交うという。シットコム、旅番組、そしてミッドライフの自省が絶妙に融合した本作は、口げんかしながらも輝きを放つスティーヴとロブの魅力が存分に発揮された作品になることは間違いない。
新シリーズの発表に際し、スティーヴは「マイケル・ウィンターボトムが、59歳の私を説得して、60歳のロブと一緒に、ほとんど空だと思っていたコメディのボトルから最後の数滴を絞り出すことになったのは嬉しい」とコメント。ロブもまた、「再び『The Trip』の旅に出られること、しかも今回は美しいスカンジナビアへ行けることをとても嬉しく思います。スティーヴ、マイケル・ウィンターボトム、そして私の三人が、まだほとんどの知力を保っているうちにできるのは素晴らしいですね」と、再タッグへの喜びを語った。
監督は、これまでのシリーズすべてを手掛けてきたマイケル・ウィンターボトム(『ウェルカム・トゥ・サラエボ』『ア・マイティ・ハート』)が務める。
『スペインは呼んでいる』はPrime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)