犯罪ドラマの金字塔、『ブレイキング・バッド』に主演したブライアン・クランストンが、医療ドラマ『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』にレギュラー出演している娘、テイラー・ディアデンの演技を絶賛している。
-
『ブレイキング・バッド』実現しなかったウォルターの物語とは?主演ブライアン・クランストンが明かす
2000年代を語る上で絶対に外せない傑作ドラマ『ブレイキング …
『ブレイキング・バッド』の父、娘の活躍に喜びを爆発
ブライアンの娘であるテイラーは、『ザ・ピット』シーズン1全15話でメリッサ・キング医師役を演じている。
米Associated Pressのインタビューに応じたブライアンはテイラーの活躍について、「我が子が褒められることほど嬉しいことはありません。何よりもね。それ以上に嬉しい言葉はないですよ。娘の母親と私は、娘の仕事ぶりに舞い上がっています」とコメントした。
さらにテイラーの素質については、「娘はとても勤勉です。演技の中で育ってきたから、演技が骨の髄まで染み付いているんです。娘は純粋に演技が好きで楽しんでいますよ」と語ったブライアン。テイラーの才能は、エミー賞を6回、ゴールデングローブ賞を2回、トニー賞を2回受賞した名優の父親譲りであることは間違いなさそうだ。
背中で語る親心:テイラーの学びの姿勢
とはいえ、ブライアンは娘に押しつけがましくアドバイスをするタイプではないという。「アドバイスに関しては、父親である私から自然に学んでいると思います。この業界での私の振る舞いや、どうやって道を切り開いていったかを見て、アドバイスとして吸収してくれているといいのですが。“娘よ、アドバイスがある”なんて言ったことは一度もありません。子どもは、そんなことを聞きたがりませんからね」と語っている。つまりテイラーは、まさに父親の背中を見て、俳優としてあるべき姿を学んできたのだろう。

David Livingston/Getty
ちなみに、テイラーのスクリーンデビュー作は、ブライアンが主演した『ブレイキング・バッド』だ。シーズン3第1話「戻れない道」に端役で登場したテイラーは、その3年後に青春コメディドラマ『101 Ways to Get Rejected(原題)』にレギュラー出演。犯罪アクション・コメディドラマ『Sweet/Vicious(原題)』では主役を獲得し、Apple TV+ドラマ『フォー・オール・マンカインド』や『彼が残した最後の言葉』などにもゲスト出演している。
ブライアンの才能を受け継いだテイラーの今後の活躍に期待したい。『ザ・ピット/ピッツバーグ救急医療室』シーズン1はU-NEXTにて配信中。
(海外ドラマNAVI)参考元:People