『スーパーマン＆ロイス』シーズン5に登場する予定だったヴィランとは？

米CWのDCドラマ『スーパーマン＆ロイス』でスーパーマンの宿敵レックス・ルーサー役を演じたマイケル・カドリッツが、シーズン5へ更新されていたら登場していたかもしれないヴィランについて語っている。

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これまで実写作品に登場したことのないキャラ

フィラデルフィアで開催されたファン・エキスポのパネルインタビューに登壇したマイケルが、番組の方向性について、「僕が覚えている限りでは、間違いなくブレイニアックの世界に踏み込む予定でした」と明かした。

ブレイニアックは惑星コルの科学者。 “世界のコレクター”という異名を誇る彼は冷酷で計算高く、物質を小型化する光線を使い、あらゆる物を博物館のようにサンプルとして保存するヴィランだ。原作コミックでブレイニアックは死ぬ間際に意識が地球へ飛び、ミルトン・ファインというキャラクターの体に乗り移る。

シーズン4では3話にわたってミルトン・ファインというヴィランの発明家が登場したが、シーズン5が製作されていたら、同キャラクターがブレイニアックに転じる可能性があったようだ。

『スーパーマン＆ロイス』では、原作コミックや他の実写化作品と一線を画し、レックス・ルーサーをはじめヴィランをより人間的に描く傾向が強かったため、ブレイニアックも同様に、より現実的なアプローチで描写されていたと考えられそうだ。

ちなみに、これまで実写作品にブレイニアックは登場したことがない。リチャード・ドナー監督の『スーパーマン』シリーズと、お蔵入りになったティム・バートン監督の映画『Superman Reborn』で描かれる予定だったが実現せず。『マン・オブ・スティール』ではブレイニアックの存在が示唆されたが、DCエクステンデッドユニバースには登場しなかった。

『スーパーマン＆ロイス』シーズン1は、U-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）