米NBCを代表する人気番組『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』で26シーズンにわたり主人公オリビア・ベンソンを演じ、製作総指揮も務めるマリスカ・ハージティ。今年はじめに還暦を迎えていたが、その心境を明かしている。
マリスカ・ハージティ、還暦を迎えてしばらく経った心境は…?
米Peopleのインタビューで、今年の1月に還暦を迎えたことについてマリスカが、「何年も説いてきたけど、傷つきやすさこそが私のスーパーパワーだと思っています」と発言した。自身の傷つきやすさを認めることで素直に生きられるようになり、結果的に無駄な時間を省けて、他人の尊敬できる部分だけでなく、すべてを受け入れることが出来ると語っている。
「私たちには優れた所や怖い部分、粋がった所や勇敢さ、弱さもあります。だから、私は一つのパーツではなく一人の人間であり、他の人もそうだと考えています」とも述べたマリスカは、周りの人だけでなく、自分に対しても心を開くことを恐れないように勧めているという。
続けて、「だから私にとっては、誰でも同じで共通点の方が多く、人間は人間だという事実を強調したいのです。だから、多くの点で怖れは幻なのです。そして人間でいることで、冷淡さや恐怖、よそよそしさを打ち砕けると思っています」とも付け加えた。
さらに、20代だった頃の自身に与えるアドバイスについては、「自分のあらゆる部分に、もっと思慮深さがあればよかったのにと思います」と答えたマリスカ。人の所有物や達成したものを羨んだり、望んだりして時間を無駄しすぎたと振り返り、自分が気に入った資質や特性を積極的に取り入れていくことが重要だったとも述べた。
過去に性的暴行を受けた事実を告白し、自身の気づきやすさをオープンにしたマリスカは、性犯罪やドメスティック・バイオレンスの被害者をサポートする団体「Joyful Heart Foundation」を設立し、チャリティ活動にも熱心に取り組んでいる。還暦を迎え、ますます人間的に深みが増していくマリスカは、これからも多くの人々にインスピレーションを与え続けてくれるのではないだろうか。
『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』シーズン1~24はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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