『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン27、一度降板したあの人がレギュラー復活

『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』(以下、『SVU』)で長年にわたりアマンダ・ロリンズを演じてきたケリー・ギディッシュ。シーズン24第9話をもってレギュラーから降板したが、シーズン27から再びメインキャストとして復帰することが明らかになった。

 

ファン待望のアマンダ・ロリンズが再び帰ってくる!

ケリーは2007年、シーズン8のあるエピソードでロリンズとは別の役柄でゲスト出演した後、2011年からシーズン13にてロリンズ役としてレギュラー入り。それ以降、250話以上に出演し、シリーズの中心人物の一人として活躍してきた。ジュニアデテクティブからシニアデテクティブへと成長するロリンズの姿は、視聴者に強い印象を与え続けた。

しかし、2022年8月、シーズン24の開始直前にケリーがシーズン途中で降板することが発表され、ファンに衝撃が走った。この決定は彼女自身の意思ではなく、シリーズに“フレッシュさ”を求めた製作上層部の意向によるものであったと報じられている。

ケリーは当時、自身のSNSで「ロリンズを演じることは、私の人生で最も大きな喜びと特権の一つでした。テレビにロリンズのようなキャラクターは他にありません」と心境を綴っていた。

しかし、長くドラマを離れることなく、シーズン24のフィナーレで再登場。その後、シーズン25の第2話および最新シーズン26の第5話にも出演していた。今回の復帰によって、彼女は通算15シーズン目の出演となる。

オリビア・ベンソンの強い支持と現場の変化

オリビア・ベンソン役のマリスカ・ハージティは、ケリーの降板に反対していたことを公言しており、レギュラー復帰に向けて支援を惜しまなかったという。二人は私生活でも親しい友人として知られており、ロリンズとベンソンの友情が画面を越えて本物であることを示している。

ケリーのレギュラー復帰は、『SVU』が新たな局面を迎えるなかでの決定でもある。シーズン27では、『HAWAII FIVE-0』『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』といった人気作品に携わってきたミシェル・ファゼカスが新たにショーランナーとして就任し、同シリーズ史上初の女性ショーランナーとして番組を率いることとなった。

一方で、ジョー・べラスコ役のオクタビオ・ピサーノと、ケイト・シルバ役のフリアナ・アイデン・マルティネスは、それぞれ1シーズン、3シーズンの出演を経て、レギュラーから離れることが決定している。キャストの入れ替わりが進む中、ギディッシュの復帰は視聴者にとって安定感と安心感を与える存在となるであろう。

『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン26、日本ではDlifeにて放送中。『LAW & ORDER』本家はAmazon Prime Videoでレンタル配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline

Photo:Instagramアカウント@nbclawandorderより