
全米最長寿のプライムタイム実写ドラマとして知られる『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』(以下『SVU』)。そのシーズン26をもって、レギュラーキャストの二人がシリーズを去ることが明らかになった。
二人の主要キャストがシーズン26で降板へ
降板が報じられたのは、ジョー・べラスコ役のオクタビオ・ピサーノと、ケイト・シルバ役のフリアナ・アイデン・マルティネス。米Deadlineの報道によれば、正式な更新の発表はまだないものの、ほぼ確実に実現するであろうシーズン27には、両者ともレギュラーとして出演しない見込みだ。
オクタビオとフリアナの降板理由については、制作側の判断か、予算の都合かなど詳細は明らかにされていない。また、二人が演じるキャラクターの物語が、アメリカで5月15日(木)に放送予定のシーズン26最終話までに完結するかどうかも現時点では不透明なまま。
シーズン27への更新は?
『SVU』はニューヨーク市を舞台に、レイプや性的虐待など深刻な性犯罪に立ち向かう特捜班の活躍を描く一話完結型のクライム・サスペンスである。時事問題を反映したストーリー展開も特徴のひとつで、アメリカ社会におけるリアルなテーマを織り交ぜながら、根強い人気を保ち続けている。
シーズン27へ更新される場合、ショーランナーの交代も予定されている。4月には、『ジェン・ブイ』や『エージェント・カーター』などを手がけたミシェル・ファゼカスが、次期シーズンでの初の女性ショーランナーに就任することが発表された。ファゼカスは過去にも『SVU』シーズン4〜7で脚本家およびプロデューサーを務めており、シリーズへの復帰となる。彼女は、2022年から番組を率いていたデヴィッド・グラツィアーノの後任として、新たな『SVU』の舵取り役となる予定。
『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』シーズン26、日本ではDlifeにて放送中。(海外ドラマNAVI)