ハリウッドのタレントエージェントとして長年活動してきたマーク・メジャーズが、およそ160人の俳優から180万ドル(約2億5,500万円)をだまし取った罪で起訴された。米Varietyが報じている。
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40の罪状!「必ず返す」と言いながらも…
ロサンゼルスを拠点とする60歳のメジャーズは4月22日(火)、ニューヨークの裁判所において窃盗や策謀、横領を含む40もの罪状で起訴された。マンハッタンの地方検事局によると、被告はCMや声の仕事、人気ドラマ『LAW & ORDER』といった仕事をこなした俳優たちから、再放送や配信によって発生する追加報酬や出演契約に伴う拘束費を横領。高級ブランドでの買い物や事業資金として使っていたという。
支払いの遅れについては、「銀行のトラブル」「地震」「停電」といった言い訳をしていたとされ、必ず返金すると個人的に保証しながらも、最終的にはクライアントたちと連絡を絶ったとのこと。
Talent Agency Chief Arraigned After Allegedly Stealing $1.8M From 160 Actors https://t.co/iMuvPoOVL3
— The Hollywood Reporter (@THR) April 22, 2025
1万9,000ドル(約270万円)の支払いを求める俳優からメジャーズ宛のメッセージには、「(今のところあなたに盗まれたように見える)あのお金は、私の体外受精(IVF)治療のために使う予定でした。今、私は病院で涙に暮れています。あなたに2万ドル近く盗まれたことによって、経済的に非常に厳しい状況に追い込まれてしまいましたから」と悲痛な思いが綴られていた。
メジャーズはこのほかにも、自身が運営するKazarian/Measures/Ruskin & Associates(KMR)というタレント事務所の6人の従業員から合計で2万6,000ドル(約369万円)を盗んだほか、退職年金口座に入るはずだった従業員のためのお金も横領していたと、地方検事局は主張している。
メジャーズはこれまでにも数々の債務不履行で民事訴訟を起こされてきた。SAG-AFTRA(全米映画俳優組合・テレビラジオ芸術家連盟)は2024年、KMRがクライアントに対して正当な支払いをしていないと、注意喚起を行っていた。昨年12月にはアメリカン・エキスプレスもメジャーズに対して9万7,000ドル(約1,380万円)が未払いだとして訴えている。(海外ドラマNAVI)
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