大谷翔平の元通訳・水原一平の賭博スキャンダルが早くもドラマ化決定!

MLBのロサンゼルス・ドジャースで活躍する大谷翔平の元通訳・水原一平の賭博スキャンダルが、早くもアメリカでドラマ化されるという。米Varietyなど複数のメディアが報じた。

スポーツ賭博、野球に詳しい人物も参加

長年にわたり大谷の通訳を務める傍ら、自身がスポーツ賭博でこしらえた借金を返済するために、大谷の銀行口座から不正送金した罪に問われている水原被告は、有罪と認めることで検察側と合意したと言われている。大谷が球界を代表するスター選手であることもあって、このスキャンダルは世間を騒がせているが、動きの早いアメリカのエンターテインメント業界は早くもこのストーリーをもとにドラマを製作する準備を進めている。

ハリウッドはこうしたスキャンダルに対する動きが早く、2019年に人気俳優も多数関与した名門大学の裏口入学事件もすぐさまドラマ化されていた

制作を担当するのはLionsgate Televisionで、スコット・デルマン(『ステーション・イレブン』)とアルバート・チェンがプロデューサーとして名を連ねる。チェンは2019年にスポーツ賭博をテーマにした著書「Billion Dollar Fantasy」を執筆。さらに、アメリカのスポーツメディア「Sports Illustrated」の編集者時代は野球を担当していた。デルマンは『夜中に犬に起こった奇妙な事件』といった舞台で実績があり、トニー賞を13回受賞している。この企画の脚本家やプラットフォームはまだ決まっていない。

「これはMLBの歴史においてはピート・ローズ以来、最大となるスポーツ賭博スキャンダルで、その中心にいるのは球界最大のスターです。私たちはこのストーリーの核となる部分、信頼と裏切り、富と名声に潜む罠について伝えたいと思います」とチェン。

一方のデルマンは「これまでいくつもの大胆なドラマを作ってきたLionsgate Televisionは、この信じられないようなストーリーを映像化する上で完璧なパートナーです。さらに、スポーツジャーナリストとして輝かしい経歴を誇るアルバートの存在により、点と点とをつないで事件の全貌を示すことができるでしょう」と述べている。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety