
Netflixのヒットシリーズ『ウェンズデー』や『イエロージャケッツ』で知られる俳優クリスティナ・リッチが、自己肯定感と“見た目”との向き合い方について率直に語った。PEOPLEが報じている。
クリスティナ・リッチが語る「美しさ」と「本当の自分」
Christina Ricci Opens Up About Learning to Love Herself More: 'It Doesn't Matter If I'm Beautiful or Not' (Exclusive) https://t.co/TCizbGGctD
— People (@people) April 20, 2025
クリスティナは「自分を“顔と脳”として見ている」と表現し、他人の視線や身体的な特徴にとらわれることなく、自分の価値を感じられるようになったという。
その意識の変化には、3歳の娘クレオの影響も大きかったそうだ。クレオは誰かに「かわいいね」と言われると、「かわいくないよ、私はクレオだよ」と返すのだという。クリスティナは、「自分を見た目で定義しないことって、本当に大切だと思う」と続ける。
子どもには、内面の強さや賢さを伝えるよう心がけているという。彼女は、特に女性が「見た目」に縛られることで、自分らしさを見失ってしまう社会構造に疑問を抱いている。
「“どれだけ強いか、頑張ったか、どれだけ面白いか”を話すようにしてる。女の子が“見た目のことばかり考えさせられる”のは最大の罠だと思う」
小役時代の嫌な思い出も…
かつて子役として注目されていた彼女は、成長期に体つきが変わると、スタッフたちから「どうやって女性らしく見えないようにするか」と議論された経験もあった。外見ばかりが注目され、自分の気持ちが後回しにされる現場で、無力さや違和感を強く感じたという。「とても不快だった。映画づくりが最優先で、子どもの気持ちなんて誰も考えてなかった」
また、思春期には摂食障害にも悩んだことがあり、現在は自分の子どもたちに健全な食の価値観を伝えることを心がけている。「“栄養のために食べる”って伝えてる。食べることに変なイメージを持ってほしくないから」
そんなクリスティナがマリリン・ソーンヒル役で出演する『ウェンズデー』は、Netflixにて配信中。シーズン2は2025年中にリリース予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:©Courtesy Of Netflix