『グレイズ・アナトミー』キャストが逃した話題作の役とは?オーディションの裏話を明かす

米ABCの医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』でシーズン5からアリゾナ・ロビンス役を演じたジェシカ・キャプショーが、次に挑戦していたのはHBOの人気シリーズ『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』だったという。同作のオーディションについて明かした。

 

『グレアナ』も3回目のオーディションで合格

ジェシカが狙っていたのは、シーズン3に登場するケイトというキャラクター。しかし、最終的にその役を射止めたのはレスリー・ビブ(『ER 緊急救命室』)だった。ジェシカは惜しくも落選となったが、本人はこの経験に前向きだ。

自身のポッドキャスト『Call It What It Is(原題)』で、『グレイズ・アナトミー』の共演者カミーラ・ラディントンとともに当時を振り返り、「レスリー・ビブが演じた役でオーディションを受けたの。番組の大ファンだから、会場に行くだけでワクワクしてた」と語る。

オーディションについては、「オーディションって本当に楽しいの。自分なりに準備をして、どんな風に組み立てるか考えるのも、それが形になる瞬間を見るのも好きなの。俳優って皆それぞれ全く違う解釈を持ってるから、キャスティングの過程って本当に不思議で魅力的なのよね」と、演じることへの純粋な楽しさも語った。

ケイトというキャラクターは、キャリー・クーンやミシェル・モナハン演じる長年の友達とともに“女子旅”をする3人組のひとり。レスリーが演じたその役については、「レスリーの演技を見たとき、“なんてすごいの!”って思ったの。夢中になったし、本当に素晴らしかった」と、その完成度に脱帽した様子だった。

とはいえ、この挑戦であきらめるつもりはない。実は、彼女が『グレイズ・アナトミー』でアリゾナ役を掴んだのも、3度目のオーディションでのことだったという。

「『グレイズ・アナトミー』のときも、何回でも受けようと思ってたし、実際3回目でようやく決まったの。だから今回も、マイク・ホワイトと『ホワイト・ロータス』のためなら、2回目で決まることを願って、これからも挑戦し続けたい」と意気込みを見せた。

そんなジェシカが大ファンの『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』シーズン1〜3は、U-NEXTにて配信中。『グレイズ・アナトミー』シーズン1~20はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

 

Photo:『グレイズ・アナトミー』© ABC Studios