大ヒット医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』でシーズン5~14までアリゾナ・ロビンス役を演じたジェシカ・キャプショーが、10年近くにわたりガンを偽装していた脚本家に対する複雑な思いを打ち明けている。
過去のことにも疑問を抱くように…
米Entertainment Weeklyによると、問題の人物は、シーズン11~18まで脚本・プロデューサーを務めたエリザベス・R・フィンチ。ガンを偽装していたフィンチは頭を剃り、化学療法の副作用で起きる吐き気を装って休憩を取ったこともあったという。フィンチは10年近くにわたって病を偽り、嘘が暴露された後に仕事を辞職。その偽装は、米Peacockが製作した3部構成のドキュメンタリー番組『Anatomy of Lies(原題)』に記録されている。
ジェシカは、『グレイズ・アナトミー』でジョセフィン・“ジョー”・ウィルソン役を演じるカミーラ・ラディントンとホストを務めるポッドキャスト番組『Call It What It Is(原題)』で、フィンチについて語った。
フィンチがガンであることを一度も疑ったことがなかったというジェシカは、「もちろん、彼女が自分で言っていたような人ではなかったことに驚いたし、自分の経験を伝えていたわけはなかったことにも驚いたわ。だけど、そんなことができる人がいることに驚きはしなかった。だから、“ああ、彼女は偽るのが上手かったんだ。だって、私は彼女を信じたから”という風に思ったの」と述べた。
さらにジェシカは、自身が番組を降板する時に、フィンチと控え室の外で長い会話を交わしたことも回想し、「彼女は私が去ることを悲しんでいて、そのことついて話したかったんだと思う」とも続けている。
対するカミーラは、「この件ですごく嫌なのは、過去に起きた色んなことに疑問を抱くようになることね」とコメントし、初めて行ったハワイで、奇妙なことに宿泊先のホテルでフィンチと遭遇したことに言及した。旅行前に、番組のキャストやスタッフにハワイ行きのことを伝えていたカミーラは、そのことをフィンチも知っていたはずだと指摘し、「その時は偶然だと思った」と回想している。今となっては、それは単なる偶然ではなかったのではないかと疑っているようだ。
『Anatomy of Lies』のリリース後、フィンチは以下のような声明を発表した。「正直なところ、言い訳も正当化もできません。私が誰かに嘘をついたことを、正当化はできないでしょう。私が引き起こしたトラウマや恐怖、痛み、怒り、涙、そして時間を消し去ることはできません。そして、あらゆる面で自分に責任を持つことほど、私にとって重要なことはないのです。可能な限りダメージを修復し、今までで最悪のことをした自分を改善できるよう努めます。人に信じてもらえるようになるには、時間がかかることは分かっています。必要なだけ努力して待ち続けます」
番組で、フィンチが病を偽っていた理由も語られているのか気になるが、現時点で『Anatomy of Lies』の日本リリースについては発表されていない。『グレイズ・アナトミー』シーズン1~19はDisney+(ディズニープラス)で配信中。シーズン20はWOWOWにて10月30日(水)23:00より日本初放送(第1話無料放送)。
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『グレイズ・アナトミー』©American Broadcasting Companies, Inc. All rights reserved.