『シカゴ・ファイア』シーズン13に再登場するあの人、「緊迫のエピソード」を予告

米NBCの人気ドラマ『シカゴ・ファイア』のシーズン13に戻ってくるシカゴ市消防局51分署大隊長ウォレス・ボーデン役のイーモン・ウォーカーが、自身の再登場エピソードについて「本当に緊迫した内容になる」と米Deadlineに語った。

みんなの大好きなキャラが大きな危機に!?

イーモン演じるボーデンは、『シカゴ・ファイア』シーズン12の最終話で大隊長から昇進し51分署を離れていたが、米NBCで今月16日(水)にリリースされるエピソードでカムバックする。シーズン13第18話「Post-Mortem(原題)」では、ある家が火災の末に崩落した際に一人の消防士が巻き込まれた事故を受け、局長カール・グリソムの指示でボーデンが事故調査を担当するという。

「本当に緊迫したエピソードなんだ」と語るイーモンは、「この火災で取り残されたのは消防士。そんなことは決して起きてはならないことだけどね。このエピソードの終わりには、その人物を失う可能性もある。みんなが大好きなキャラクターをね」と衝撃的な展開を示唆した。

「今回のエピソードは特別な物語だ。脚本が本当に素晴らしくて、撮影手法も普段の『シカゴ・ファイア』とは少し違っていたね。正直、ドラマの一話というより一本の映画のような仕上がりになっていると思うよ」

呼ばれれば「いつでも戻ってくる」

およそ1年ぶりにボーデンを再演したイーモンは、「ボーデンは、もはや常に自分の中にいる存在なんだ。むしろ、日常生活で彼が顔を出さないように抑えるのが大変なくらい。だから、また制服に袖を通した時は胸が熱くなったし、みんなに会えたのも本当に嬉しかった」と、久しぶりの登場を振り返った。

カムバックを果たしたボーデンだが、今後も51分署に関わっていくのかという問いに対して、イーモンは慎重な態度を見せている。「現在の状況では、それは重要ではないんだ。人命に関わる緊急事態が起きていることが最優先事項。彼が51分署に戻ってきたのは、誰の責任なのかを突き止めるため。人間関係や政治的な駆け引き、昇進など、それまでの流れがこの一件ですべて変わってしまうかもしれないが、それも関係ない。とはいえ、ボーデンは古巣を調査することになるわけだから、慎重に行動する必要があるんだ」

今回限りの出演なのかという、よりストレートな質問に対しては、「脚本でボーデンの出番を用意してもらえれば、そしてスケジュールが合えば、いつでも戻ってくるよ。『シカゴ・ファイア』ファミリーの一員でいられるのは本当に素晴らしいこと。僕たちは画面の中でも外でも、お互いを支え合っているんだ」と答えている。

イーモンのインタビューに合わせて彼がボーデンとして再登場するエピソードのファーストルック画像も到着。ブランクを感じなかったと本人が話している通り、およそ1年ぶりであることを感じさせない姿を見せているようだ。

『シカゴ・ファイア』シーズン13は米NBCにて毎週水曜日に放送中。日本ではシーズン1~10がHuluにて配信中。

(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline