『シカゴ・ファイア』通算250話到達!人気エピソードランキング【TOP5】

米NBCの人気ドラマ『シカゴ・ファイア』がまもなく記念すべき通算250話目を迎える。今回は、ファンから評価の高い人気エピソードを紹介。

(以下、一部ネタバレを含みます)

『シカゴ・ファイア』ベストエピソード

2012年の『シカゴ・ファイア』に始まり、『シカゴ・P.D.』『シカゴ・メッド』『シカゴ・ジャスティス』と続き、「ワン・シカゴ(One Chicago)」と呼ばれる巨大フランチャイズを展開中の大人気シリーズ。シカゴ市消防局第51分署に所属する消防士・救急隊員らを描く本家の『シカゴ・ファイア』は、現在放送中のシーズン12で通算250話を迎える。

2022年にシーズン10で200話を迎えたとき、主人公の一人であるセブライド役のテイラー・キニーは、本作の成功について以下のように話している。

「本作の成功の理由は、クリエイターであるディック・ウルフが培った"家族感"と"キャストの相性"にある。みんな、僕らの仲の良さを見ているんだ。結束の固いチームだよ」

シーズン10第5話でシリーズ通算200話達成時

そんなファンから愛される同シリーズのたくさんのエピソードの中で、特に人気を集めるのはどんなエピソードなのだろうか? 現在放送中のシーズン12を除いて、IMDbの投票による評価を見ると、以下のエピソードがトップ5にランクイン!

(同率の場合は、レビュー数順)

【5位】シーズン3第19話(通算65話)「見えない恐怖」

IMDb:8.9

工場で起きた危険なガス漏れ現場から大勢の従業員を救い出し、シカゴ医療センターへ搬送した51分署のメンバーたち。混乱の最中、ER内で患者の男が手榴弾を爆発させ、阻止しようとしたセブライドが重傷を負ってしまう最悪の事態に。

同エピソードは、スピンオフ第2弾『シカゴ・メッド』の導入となるパイロット版エピソードになっており、ここで初めてシカゴ医療センターとそこで働くスタッフたちが視聴者に紹介された。

【4位】シーズン5第15話(通算107話)「悪夢の夜」

IMDb:9.0

若者たちに低家賃で貸し出されていた古い倉庫で火災が発生し、51分署のメンバーたちが駆け付けるが、はしご隊のマウチ(クリスチャン・ストールティ)が負傷。改装された劣悪な環境では火の回りは早く、多くの人が犠牲になってしまう。救出された人たちは皆シカゴ医療センターに運び込まれ、医師や看護師たちが対応に追われる。そんな中、シカゴ警察のオリンスキー刑事(イライアス・コティーズ)の娘が火災現場にいることが判明。

このエピソードは、スピンオフ第1弾『シカゴ P.D.』とのクロスオーバー・エピソードで、同スピンオフのシーズン4第16話「終わらない悪夢」に続いている。

【3位】シーズン2第22話(通算46話)「天国と地獄」

IMDb:9.0

寄宿学校の火災で、救助が遅れ重体に陥ってしまった少年の一件でセブライドは自身を責める。ドーソン(モニカ・レイマンド)は、51分署の仲間のおかげで消防士になるための試験を受けることに。ボーデン(イーモン・ウォーカー)はドナ(メリッサ・ポンツィオ)と消防署で結婚し、みんなの幸せな姿を見たケイシー(ジェシー・スペンサー)はドーソンにプロポーズする。

シーズン2のフィナーレである同エピソードは、煙が少し出ている程度の火災に見えた現場で大きな爆発が起こり、複数の消防士が危険にさらされるというクリフハンガーで幕を閉じる。

【2位】シーズン2第20話(通算44話)「暗黒の一日」

IMDb:9.0

ケイシーとドーソンは、シカゴ医療センターで行われるチャリティー・マラソンをボランティアとして手伝っている。そこで爆発が起き、シカゴ市内は大混乱に陥る。爆発の影響で仲間の一人が行方不明になった51分署は大きな試練に直面する。

『シカゴ P.D.』シーズン1第12話「午後8時30分」に続く、クロスオーバー・エピソードの前編。

【1位】シーズン5第22話(通算114話)「愛してる」

IMDb:9.1

危険な工場火災が生死を分ける事態に発展し、はしご隊とレスキュー隊の多くが危険にさらされる。その中には、ドーソンとケンカ中のケイシーの姿もあり、彼は無線で彼女に別れを告げる。引退を考えていたマウチは、火災で大混乱の中、心臓発作を起こしてしまう。果たしてみんなの運命は—?

全200話を越える中から、堂々の1位に輝いたのがシーズン5の衝撃的なフィナーレ。涙なしには見られないエピソードになっている。ちなみに、同エピソードには当時MLBのシカゴ・カブスに所属していた名選手、クリス・ブライアントがゲストで登場。

『シカゴ・ファイア』シーズン1~9、『シカゴ P.D.』シーズン1~7は、『シカゴ・メッド』シーズン1~8は、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:(C) 2021 OPEN 4 BUSINESS PRODUCTIONS LLC. All Rights Reserved.