『LUCIFER／ルシファー』製作者が『グリーン・デスティニー』をドラマ化

2025年4月11日 2025年4月11日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

アカデミー賞4冠を達成した2000年の映画『グリーン・デスティニー』がAmazonでドラマ化されることが分かった。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。

『LUCIFER／ルシファー』で6シーズンにわたり主演したトム・エリスは、ファンタジードラマ『ワンス・アポン・ア・タイム』シーズン2に出演してシーズン3に復帰する予定だったが、番組に戻ることはなかった。なぜ、トムは人気シリーズにカムバックしなかったのだろうか？ロビン・フッドとして出演した『ワンス...

『アウトランダー』クリエイターも参加

ワン・ドウルーが1940年代に発表した原作シリーズをもとに、アン・リーが監督を務め、チョウ・ユンファ、ミシェル・ヨー、チャン・ツィイーらが出演した映画版は、その壮大な物語と華麗なワイヤーアクションが話題となり、中国語の作品にもかかわらず公開当時にアメリカでも大ヒット。全世界での興行収入は2億ドル（約286億円）以上に上った。

第72回アカデミー賞では作品賞・監督賞を含む10部門にノミネート（12部門の『グラディエーター』に次ぐ2位）され、外国語映画賞（国際長編映画賞）など4部門に輝いた。ゴールデン・グローブ賞やグラミー賞も受賞している。

映画版は、伝説の名剣“グリーン・デスティニー”を中心に、2組の男女――中国全土にその名を知られる剣の名手リー・ムーバイと女弟子のユー・シューリン、貴族の娘イェンと嫁ぐはずの彼女をさらうロー――のストーリーが描かれた。一方のドラマ版は公式あらすじによると、「美しい風景と見事なアクションの中で、ムーバイとシューリンという剣士たちが禁じられた愛と近代化の波の間で葛藤する様を描く。彼らは自分の本来の生き方を続けるべきか、ともに歩む未来を受け入れるべきかという選択に迫られる」とあり、ムーバイとシューリンにフォーカスした内容になるようだ。

今回のドラマ版では、『LUCIFER／ルシファー』や『パーセプション　天才教授の推理ノート』の脚本・製作を担当したジェイソン・ニンが脚本を執筆する。ニンは2023年、この原作シリーズを映像化する契約を結んだと報じられていた。製作総指揮には、ニンのほか、『アウトランダー』『フォー・オール・マンカインド』のクリエイターとして知られるロナルド・D・ムーア、ハリウッド版『リング』シリーズのロイ・リーなども名を連ねる。

『LUCIFER／ルシファー』全6シーズンはNetflixにて配信中。（海外ドラマNAVI）