人気アクションドラマ『24 TWENTY FOUR』の主演で知られるキーファー・サザーランドが、自身のキャリアを彷彿とさせるような役で、英クリスマスコメディ映画『Tinsel Town（原題）』に主演する。米Varietyが報じた。
クリスマスが舞台のコメディ映画
英SkyとFuture Artists Entertainmentが贈る『Tinsel Town』で、キーファーが演じるのはハリウッドのアクションスター、ブラッドリー・マック。自信過剰な彼は、代表作であるアクションシリーズが突然打ち切られてショックを受ける。キャリアが失速し、ハリウッドでの栄光が過去のものとなりつつあることを恐れた彼は、ウエスト・エンドで演技派俳優としてイメージチェンジを図ろうとイギリスへ渡る。
ところが、長年にわたって苦労してきた芸能エージェントには別の計画があった。ブラッドリーが送られたのは、雪に覆われた小さな村。そこでは、風変わりな地元制作の舞台『シンデレラ』の準備が進んでいた。ブラッドリーは個性豊かな地元俳優とのリハーサルに四苦八苦しながらも、しっかり者の振付師ジルとの出会いをきっかけに、新たな人生に希望を感じ始める……というストーリー。
ブラッドリー役で主演するキーファーは落ち目ではないが、『24』で8シーズにわたりアクションドラマ俳優として活躍していたため、『Tinsel Town（原題）』の設定に少し被っている部分があると言えそうだ。
ジル役を演じるのは、ミュージカル映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズや『ジョジョ・ラビット』などで知られるレベル・ウィルソン。監督は、『キッズ・イン・ラブ』や、『フィッシャーマンズ・ソング コーンウォールから愛をこめて』などのクリス・フォギンが務める。脚本を担当するのは、『ビーンストーク ジャックと豆の木』のフレイザー・フリントハム、『ホビット』シリーズでオーリ役を演じたアダム・ブラウン、『バーク アンド ヘア』のピアーズ・アシュワース。
イギリスで仕事ができてうれしいと語るキーファー
キーファーは新プロジェクトについて、「再びイギリスで仕事ができること、そしてクリス・フォギン監督とタッグを組めることにワクワクしています。キャストも素晴らしく、この物語を語るのが待ちきれません」と語っている。
オーストラリア出身のレベルは、「イギリスのクリスマス映画が大好きなんです。オーストラリアではビーチでBBQをするだけだから、ついに王道のイギリス的なクリスマスを体験している気分です。寒さで凍えながらも、笑いながらソリで滑って楽しんでいます」とコメントした。
『Tinsel Town』は、2025年のクリスマスにSky Cinemaにて配信予定。キーファーの代表作の一つ『24 TWENTY FOUR』はDisney+（ディズニープラス）で配信中（海外ドラマNAVI）
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