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『ミッション:インポッシブル』シリーズなどで知られるサイモン・ペッグが立ち上げた制作会社「Stolen Picture」が閉鎖されることが明らかになった。
手がけた作品はシーズン1で相次いで打ち切りに…
2016年にサイモン・ペッグとニック・フロストによって設立された制作会社「Stolen Picture」が閉鎖されることに。2017年にソニーは同社に出資し、2022年に完全買収。その際、ペッグとフロストは取締役を辞任し、日常業務からも手を引いていた。
Deadlineの報道によると、ソニーは「Stolen Picture」のブランドとクリエイティブIPを引き続き維持するが、法人としての会社は清算される予定だ。なお、この閉鎖による従業員への影響はないという。
清算手続きを担当する会社によると「会社の取締役は支払い能力があることを説明しており、すべての債権者に対して全額が支払われる見込みだ」と発表している。
「Stolen Picture」は、アマゾンプライム・ビデオで配信された幽霊狩りコメディ『トゥルース・シーカーズ ~俺たち、パラノーマル解決隊~』やBBCのコメディ『Out Of Her Mind(原題)』などを制作したが、どちらも1シーズンで打ち切られている。
なお、最近はペッグとフロストのニュースが続いている。ペッグは主演と製作総指揮を務める英国のインディペンデント映画『Angels in the Asylum(原題)』の撮影が資金不足で中断されたと報じられた。また、フロストはHBOの『ハリー・ポッター』ドラマシリーズでルビウス・ハグリッド役に抜擢される可能性があると報道されている。
ペッグは、『ミッション:インポッシブル』シリーズのベンジー・ダン役のほか、『ザ・ボーイズ』ヒュー・キャンベル役などで知られ、『GCHQ:英国サイバー諜報局』や『ドクター・フー』などにも出演している。長年ペッグとコラボしてきたフロストは『スター・ウォーズ:スケルトン・クルー』や『バッドランド ~最強の戦士~』などに出演。
(海外ドラマNAVI)
Photo:©2023 PARAMOUNT PICTURES.