米CBSで放送中の大ヒット犯罪捜査ドラマ『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』シーズン21がフィナーレを迎え、出演キャストが内容や舞台裏について明かした。TV Insiderが報じている。
(以下、シーズン21フィナーレについて重大なネタバレが含まれます)
『NCIS』シーズン21フィナーレ
現地時間5月6日に放送されたシーズン21の最終話「Reef Madness(原題)」について、ジミー・パーマー検死官を演じるブライアン・ディーツェンとジェシカ・ナイト特別捜査官を演じるカトリーナ・ローが語った。
まず、同エピソードについてカトリーナは「『NCIS』での私のキャリアの中で最も好きなエピソードの1つです。とても美しく仕上がっていて、さまざまな登場人物のエモーショナルな部分が描かれています」と語る。
彼女が演じたジェシカにとっては、カリフォルニアでの転職を考えているとボーイフレンドのジミーに伝えた際に、彼から怒りに満ちた別れの言葉を聞かされるのは辛かったことだろう。
ジミーがジェシカに「行けばいいさ。僕は好きなようにしたいんだ」と伝えたことについて、ブライアンは以下のように分析。
「とても人間味があるリアクションだったと思うよ。ジミーは今年、親友でもあった恩師のダッキーを失った。彼はその痛みをまだ抱えているし、数年前とはいえ元妻を失ったことも彼に影響しているんだ。この言葉はジミーにしては、めずらしくキツイ言い方だったかもしれないけど、なぜそうなったのかは理解できるよ。彼も人間だし、感情をあらわにするところが見られてよかったよ」
ジミーのそんな一面がジェシカを動揺させたが、カトリーナは「彼がパニックになるという新たな一面を見られたのはよかったと思う。彼はいつも完璧で安定していて頼れるキャラクターだからね。彼はたくさんのことを経験しているし、まだまだ彼の知らない部分があると思う」と話す。
舞台裏は?
カトリーナは、殺人犯がジェシカと上司のオールデン・パーカー(ゲイリー・コール)を船の甲板下に閉じ込め爆破させようとしたシーンの舞台裏についても明かした。
パーカーは命にかかわる怪我を負ったが、ゲイリーの演技があまりに素晴らしかったため、実際の彼の身体について「とても具合が悪そうだけど、これは演技じゃないよね。大丈夫?」と心配したという。
パーカーは、ひどいダメージを負ったために、リリーという少女と船で遊んだという幼い頃の不思議な記憶を幻覚として見るようになった。後日、ナイトが入院中のパーカーにそのことを尋ねると、彼はそのことに踏み込もうとしなかった。
「パーカーがリリーの正体について否定し続けるのか、それともある日突然彼の秘密を明かすときが来るのか、興味深いところです」とカトリーナは言う。
ジェシカは降板するのか?
エピソードの最後には、全員が無事に陸に戻り、ジェシカはカリフォルニアの仕事を引き受けることにする。
ジェシカはNCISを去ってしまうのか、と聞かれたカトリーナは、次のように回答。「そうならないといいですけど、分からないです。脚本家たちは私を呼び戻すつもりだと言っていますが、彼らはときどき嘘をつくから、どうなるか見てみましょう(笑)」
ブライアンは、「彼女は最高だし、大丈夫だと思うよ。でも、どうなるかはシーズン22を秋に見てもらうしかないね」と答えている。
製作陣はジェシカをワシントンD.C.に残すためにどんなストーリー展開を思いつくだろうか?との質問には、「彼女は新しい仕事に就いて、NCISチームを心から愛していることに気づくかもしれないし、ジミーと遠距離恋愛をしたくないと思うかもしれない。または、NCISチームで何かが起きて、彼女を呼び戻すのかもしれない。彼女を復帰させる、あるいは留まらせる理由はいくらでもあると思います」とカトリーナは言う。
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