オスカー俳優のビリー・ボブ・ソーントン（『シンプル・プラン』）が主演を務め、『イエローストーン』のテイラー・シェリダンが手掛けるParamount+のドラマシリーズ『ランドマン』がシーズン2へ更新された。TV Lineによれば、本作は配信開始直後から爆発的な人気を博し、視聴記録を更新し続けている。
『ランドマン』がParamount+の歴史を塗り替える
『ランドマン』の舞台は、石油が発見されるたびに急速に成長するテキサス州西部の街。この地では、石油で莫大な利益を上げる一方で倫理や環境への責任に向き合うことを強いられる〈億万長者〉や、危険な労働条件の中で日々の生計を立てるために奮闘する〈掘削作業員〉、急速な開発がもたらす恩恵と弊害に振り回される〈地元コミュニティ〉たちの思惑が渦まき、様々な階層の人々の犠牲と対立が描かれる。
シーズン1のフィナーレでカルテルのボス、ガリーノとして登場したアンディ・ガルシア（『ゴッドファーザーPARTⅢ』）が、シーズン2からはシリーズレギュラーとして出演する予定。
プレミア配信において世界で3500万人の視聴者を獲得（CTV視聴を含む平均視聴者数）。これはParamount+史上、最も視聴されたグローバルプレミアおよびフィナーレとなり、ストリーミングサービスの歴史に名を刻む結果となった。
また、ニールセンのデータによれば、本作の視聴者層は主にミレニアル世代とX世代であり、全体の58%が35歳から64歳の年齢層に該当することが明らかになっている。
Showtime/MTVエンターテインメントスタジオおよびパラマウントメディアネットワークの社長兼CEOであるクリス・マッカーシーは、公式声明で次のように述べている。
「『ランドマン』は、テイラー・シェリダンの卓越したストーリーテリングによって、今年最大級のヒット作となった。彼はエネルギー、気候変動、経済成長といった現代的なテーマを背景に、個人主義、野心、労働者階級の苦闘といったネオ西部劇の要素を巧みに描いている」
さらに、『ランドマン』は『タルサ・キング』『ザ・エージェンシー』『特殊作戦部隊：ライオネス』『Dexter: Original Sin（原題）』と並び、Paramount+の第4四半期オリジナル視聴時間を大幅に押し上げた主要作品の一つであることが強調された。
『ランドマン』シーズン1はParamount+（パラプラ）で独占配信中。（海外ドラマNAVI）
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