Netflixの大ヒットシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で悪役のヴェクナを演じるジェイミー・キャンベル・バウアーが、「しばらく悪役は演じたくない」と心境を明かした。
ヴェクナ役に感謝しつつも、そろそろ別れの時
ヴェクナを演じるには8時間にも及ぶ特殊メイクが必要だったが、それ以上に精神的な負担が大きかったという。2月初めに米オーランドで開催されたファンイベントにて、ジェイミーは、この役が自身に与えた心理的影響についてセラピストと話し合ったことを告白。
「セラピストと色々話していたとき、彼にこう言われたんだ。“次の仕事では、必ず自分のための時間を確保するようにしよう”ってね」
そして、ジェイミーは「正直なところさ、もうしばらく悪役は演じないと思うって言ったんだ。マジで精神的にやられるんだよ。これ、本気で言ってるからね」と答えたという。
とはいえ、ジェイミーはヴェクナを演じる機会を得たことに感謝している。
「この作品にシーズン4から参加できたことは本当に素晴らしかった。多くの人が愛する作品に携わることができて、僕自身もすごく愛しているし、今でも大好きだよ。でも、そろそろラテックス製のヴェクナの姿ともお別れする準備はできてる。滑るように消えていく彼に、さよならを言いたいね」
シーズン5は「映画8本分」の壮大なスケールに
『ストレンジャー・シングス』の最終シーズンの配信日はまだ発表されていないが、クリエイター・製作総指揮のダファー兄弟は、「過去最大級のスケールになる。まるでブロックバスター映画8本分を作っているようなものだ」と説明。
「これは僕たちにとって最もパーソナルな物語だと思う。撮影はとても過酷で、感情的にも大変だった。俳優たちにとっても、僕たちにとってもね。この作品を作り始めてもうすぐ10年になる。現場では泣いてばかりだったよ。とにかく、みんなが全身全霊を注いでくれた。僕たちは、その情熱がスクリーンにしっかり映し出されることを願っているし、そうなると信じている」と語っている。
『ストレンジャー・シングス』シーズン1〜4は、Netflixにて独占配信中。結末が楽しみなシーズン5は、2025年にNetflixで配信予定。（海外ドラマNAVI）
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