MGM+で企画が進行中の、ロビン・フッドの物語をもとにしたドラマシリーズ『Robin Hood(原題)』に、『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーン・ビーンが参加することが決定した。米Deadlineなど複数のメディアが伝えている。
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ショーン・ビーン、"最近『ゲーム・オブ・スローンズ』の結末を知ったけどすぐ忘れるだろう"
大ヒット大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』(以下『GOT』)のネッド・スターク役で知られるショーン・ビーン。米HBOで本作が終了してから2年以上が経過したが、ショーンは物語の結末について、今になってようやく知ったという。米IndieWireが報じている。 ショーン演じるネッドは、本作のシーズン1で衝撃的…
アラン・リックマンも演じた悪役に
2024年9月にシリーズ制作が発注された『Robin Hood』は、中世のイングランドで伝えられた伝説上の人物、富める者から盗み貧しい者に分け与えた義賊を現代風にアレンジ。ロブ(ロビン)と恋人マリアンの関係にフォーカスし、ノルマン人によるイングランド侵攻後、サクソン人の森林官の息子であるロブとノルマン貴族の娘であるマリアンが恋に落ち、正義と自由のためにともに戦う姿を壮大に描くという。
過去にケヴィン・コスナーやラッセル・クロウ、タロン・エジャトンが演じたロマンあふれるこの冒険物語の主人公役に今回起用されたのは、オーストラリア出身の期待の新人ジャック・パッテン。そしてこの度、ノッティンガムの代官役でショーン・ビーンの出演も決まった。ヴィランに当たるノッティンガムの代官は、ノッティンガムを築き上げた政治家であり策士で、狡猾で現実主義者。これまでの映像化作品では、アラン・リックマンやベン・メンデルソーンといった名優によって演じられてきた。
全10話の本作のショーランナーを務めるのは、『SEAL Team/シール・チーム』などで知られるジョン・グレン。パイロット版の監督は『アイアンクラッド』シリーズのジョナサン・イングリッシュが担当する。グレンとイングリッシュは脚本・製作総指揮も兼任。
'Robin Hood': Australian Newcomer Jack Patten Lands Title Role In MGM+ Series https://t.co/9EmNbUwDnP
— Deadline (@DEADLINE) January 27, 2025
2023年にシドニーの演劇学校を卒業したジャックが主役に起用された際、MGM+のマイケル・ライトは「初めてドラマ主演を務めるジャック・パッテンを起用できてとても興奮しています。一目見た瞬間に、彼こそが理想的なロビンで、このアイコニックなキャラクターに息を吹き込むことができる唯一無二の人物だと分かりました」と、才能への高い期待を見せていた。
そんな新進気鋭の俳優を支えることになるショーンは、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ゲーム・オブ・スローンズ』といった大作ファンタジーを代表作に持ち、最近では英BBCのドラマ『This City Is Ours(原題)』などに出演。実力派として知られる彼の存在感が作品に深みをもたらすことになりそうだ。
鍵を握るもう一人のキャラクター、マリアンを演じる俳優はまだ発表されておらず、続報を待ちたい。
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