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打ち切りの『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』製作者が明かしたシーズン3のシナリオ

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映画『ターミネーター2』の5年後にあたる1999年とタイムスリップ後の2007年を舞台にした米FOXのドラマ『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(以下、『サラ・コナー』)。このシリーズのクリエイターであるジョシュ・フリードマンが、最近のインタビューで実現には至らなかった『サラ・コナー』シーズン3の構想を明らかにした。

『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』
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シーズン3はどんな内容になる予定だった?

今年公開された『猿の惑星/キングダム』や、来年公開予定のマーベル映画『The Fantastic Four: First Steps(原題)』を手掛けるフリードマンは、最近の米Empireのインタビューで『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』が打ち切られたことについて振り返った。フリードマンはシーズン3に更新されない可能性があることを知っていたため、シーズン2はシリーズのフィナーレとしても機能するように書いたと説明。それでも、番組の存続を望んでいたため、実際に打ち切りの決断が下されたことは残念だったという。

「シーズン2のフィナーレを書いていて、このまま終わる可能性が高いと思っていました」とフリードマン。「感情的にエンディングに向けつつ、シーズン3が決まった時には何かできるように書こうとしていました。私は、“願いごとには気をつけて”のようなエピソードを書きたいと思っていました。ジョン(トーマス・デッカー)はキャメロン(サマー・グロー)を愛していますが、それはピノキオのようなもので、彼女は本物の女の子ではない。では(キャメロンのモデルとなった)実際の人間に会ったらどうだったのか。彼が望みを叶えていたらどうだったのかを」

「私は曲の終わりのように感じたかったんです。アルバムが終わらないとしても」

彼は続けて、「彼は未来に現れ、父親に会い、手に入らなかった女性に会います。そして誰も彼のことを知らないのでプレッシャーもありません。そこで終えられるような、まだ終わらないような感じありました。だからこそ、打ち切りになってとても残念でした。もっとやりたかったと思いつつ、個人的には満足感もありました。突然レコードから針が抜かれたようにはしたくなかったのです。アルバムが終わらないとしても、曲が終わったように感じて欲しいと思っていました」

『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』は全2シーズンがPrime Video、U-NEXTで見放題配信中。(海外ドラマNAVI))

Photo:『ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』(C) 2009 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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海外ドラマNAVI編集部

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