日本でも人気を博したヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のジャスティン・ハートリーは、自身が演じたキャラクターは嫌な奴だと誤解されていると感じているようだ。
不器用な役柄はまるで自分の一部
米NBCで2016年から2022年にかけて放送された『THIS IS US』でケヴィン・ピアソンを演じたジャスティンが、米Maxのトーク番組『Who 's Talking to Chris Wallace?(原題)』に出演し、6シーズン続いた同作を振り返った。
「役をもらうと多くの場合、その役を自分の子どもや友達、自分の一部と感じるようになる」と話すジャスティン。「ケヴィンはいつも邪魔になるようなことばかりしてしまうけど、悪い奴じゃないんだ。でもみんなは嫌な奴だって思ってる。言ってること分かるだろ? でも本当の彼はそんな奴じゃないんだ」と自身のキャラクターを擁護した。
ケヴィンは10代の頃、傲慢で自己中心的なティーンエイジャーとして描かれた。スポーツマンタイプの彼は、勉強熱心で思慮深い養子の弟ランダルを容赦なくいじめていた。大人になってテレビスターとなったケヴィンは多少はマシな人間へと成長を遂げたが、感情面で苦労することが多かった。
「彼は誤解されている。でも、嫌な奴の部類には入るのかもしれない。傍から見ていて “この男を助けてあげられたらいいのに”って思うけど、どうにもできないんだ」
そんなケヴィンの中にはジャスティンとの共通点もあるとか。「ケヴィンが成長して大人になっていくにつれて、その姿には自分と共通する部分が増えたと思う。彼のことが大好きだし、今も毎日彼を心の中に抱いているよ」と役への愛を語った。
ジャスティンは現在、今月13日(日)に米CBSにてシーズン2放送が始まったクライムドラマ『トラッカー』で主演と製作総指揮を兼任。懸賞金を求めて放浪する一匹狼のサバイバリスト、コルターという役柄を演じているが、今もなおケヴィンのことを思い出す度に涙が込み上げてくるという。
「親になると、子どもがいじめられたり、一人ぼっちだったり、悲しんでいたり、何かを必要としている姿を見ると辛い。何が必要か分かっているのにそれを与えられない時は特にね。助けてあげる方法がないんだ。その子が乗り越えようとしていることを理解していると伝えてあげる以外、何もできない。肩に手を置いて励ましたり、抱きしめたりはできるけれど、痛みを取り除いてあげることはできない」
その言葉の端々からはキャラクターへの愛情が感じられ、ジャスティンにとってケヴィンという役がいかに大きなものであったかが伝わってくる。
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Photo:『THIS IS US/ディス・イズ・アス』© 2019 20th Century Studios.