大人気の英国ミステリー『SHERLOCK／シャーロック』でクリエイターを務めるとともに、シャーロック・ホームズの兄マイクロフトも演じたマーク・ゲイティスが、新作ドラマ『Bookish（原題）』で弟のような名探偵に扮することは当サイトでお伝えした通り。そのファーストルック画像が到着した。英Digital Spyが伝えている。
シャーロックのように活動的な探偵役！？
英UKTVのAlibi製作による『Bookish』は、一話70分の6話構成となり、3つの事件が2話にわたって描かれるという。第二次世界大戦直後の1946年のロンドンを舞台とする本作の主人公は、多くの古書を抱える書店オーナーのガブリエル・ブック。博学で型破りな彼は、探偵として警察のコンサルタントを務めており、自分の店に並ぶ何千冊もの本から必要な知識を得て、謎めいた事件を解決していく。
『SHERLOCK』のマイクロフトとして弟のシャーロックに匹敵する推理力を披露したこともあるマークは本作について、「（1990年の映画）『グッドフェローズ』の言葉を借りるなら、“僕はずっと探偵になりたかったんだ！”ですね。このシリーズをスクリーンで実現し、視聴者に戦後のロンドンに浸ってもらえるなんて、これ以上の喜びはありません。この時代と世界は十分に検証されていないし、『Bookish』は僕が常に作りたいと思っていた、奇妙で笑えて、スリリングな番組です」とコメント。探偵を演じる夢が叶ったと述べていた。
ブック役のマークのほかには、『PENNYWORTH／ペニーワース』のポリー・ウォーカー、『ミレニアル・ガールズ ～ロンドン無計画ライフ～』のコナー・フィンチ、『ダ・ヴィンチと禁断の謎』のエリオット・レヴィ、『Our House（原題）』のバケト・クマー、ドラマ版『ジェントルメン』のジョエリー・リチャードソン、『ホワイトライン』のダニエル・メイズ、『ねじれた家』のジェイコブ・フォーチュン＝ロイド、『風の勇士 ポルダーク』のルーク・ノリス、『マイ・レディ・ジェーン』のマイケル・ワークアイ、『World on Fire』のブレイク・ハリソン、『彼と彼女と君と僕』のヨナス・ナイなども出演する。
今回届いた計9枚のファーストルック画像には前述したキャストの多くが登場。20世紀半ばを舞台にした英国ミステリーらしい雰囲気が伝わる内容となっている。主人公のブックはキャラクター説明からだと、いわゆる“安楽椅子探偵（事件現場に赴くことなく、来訪者の証言や新聞記事から得た情報のみをもとに事件を推理する探偵）”のようにも聞こえるが、画像の中には彼がカーペットに腹ばいになって、刑事たちとともに何かを調べる様子も映し出されてるため、シャーロック・ホームズのように自ら現場を調べて手がかりを見つけることもあるようだ。
ホームズ作品の熱心なファンとして知られるマークは、主演に加えクリエイターも兼任。脚本にはマークのほか、文化・歴史の専門家であるマシュー・スウィートも参加している。製作総指揮を務めるのは、『テンペスト教授の犯罪分析ノート』のジョー・マクグラスとウォルター・イッツォリーノ。『ヴェラ～信念の女警部～』のキャロライナ・ジアメッタが全エピソードの監督を務める。
全6話の『Bookish』は2025年に英Alibiで放送予定。記事内で「シーズン1」と銘打たれているため、好評であればシーズン2以降も制作されるのかもしれない。日本上陸にも期待したいところだ。
『SHERLOCK／シャーロック』シーズン1～4はHulu、U-NEXTにて配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：英Digital Spy
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