『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』の前日譚スピンオフ『NCIS:Origins(原題)』では若かりし頃のリロイ・ジェスロ・ギブスが主人公として描かれるが、なぜ本家シリーズでギブス役を演じたマーク・ハーモンの息子ショーン・ハーモンが、ギブス役に起用されなかったのだろうか?
本家シリーズで若きギブスを演じたが…
『NCIS:Origins』の舞台は1991年。妻子を失ったばかりの若きギブスが、新任の特別捜査官としてキャリアをスタートさせ、NISキャンプ・ペンドルトン支局でマイク・フランクス率いる荒っぽい個性的なチームの一員となり、エージェントとして成長していく姿が描かれる。
マークの息子ショーンは、俳優やスタントマンとして数多くの映画やドラマシリーズに参加しており、『NCIS』の異なるシーズンで4話にわたり、若かりし時代のギブスを演じている。すでに若きギブスを演じ、マークの面影を感じさせるショーンが前日譚スピンオフに起用されなかったことが不思議なぐらいだが、米Varietyのインタビューで、その理由についてマークが語っている。
「息子は俳優で作家、プロデューサーでサーファーでもあり、色んなことをやっています。人生で何をしたいのか、あるいは何が重要だと思うのか決めなければなりません。息子は選択をして、ある意味で決断しなければならなかったと思います。息子は製作総指揮を務めるのが好きなんです」と回答。その発言から察するところ、ショーンが望めば『Origins』への主演もあり得たかもしれないが、あえて本人がカメラの裏側へ回ることを選んだのではないかと思われる。
マークによると、前日譚スピンオフの主役を射止めるために、候補者の間で熾烈な競争が繰り広げられたという。「良い人はたくさんいた」と言いつつも、「オースティンほど注目を引いた人はほとんどいなかったと思う」と振り返っている。
最終的にギブス役に選ばれたオースティン・ストウェルがオーディション会場に姿を見せ、彼が何か言う前に部屋が少し沸いたと感じたのだとか。「(オーディションを終えて)彼が出て行った後、誰かが“ハッキリ言って、あれは映画スターだ”と言っていました」とも明かしたマーク。オースティンの起用に関しては、満場一致だったようだ。
オースティンが若かりし日のギブス役を演じる『NCIS:Origins(原題)』は、米CBSにて10月14日(月)に放送スタートしたばかり。近いうちに日本上陸することを期待したい。(海外ドラマNAVI)
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