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『ハリポタ』アルフォンソ・キュアロン監督、ドラマ初挑戦で映画演出との違いを語る

2024年9月4日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』や『ROMA/ローマ』『ゼロ・グラビティ』などで知られる名匠アルフォンソ・キュアロンが、全7話で監督を務めたApple TV+の新作ドラマ『ディスクレーマー 夏の沈黙(原題:Disclaimer)』。ドラマシリーズを初めて監督したキュアロンが、映画の演出とは違う点について語っている。

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TVの演出を学ぶには遅すぎる

『ディスクレーマー』は、2015年に出版されたルネ・ナイトの同名小説を基にしたスリラー。長年にわたって尊敬を集めてきた組織の違法行為を暴くことに注力してきたTVドキュメンタリー・ジャーナリスト、キャサリン・レイヴンズクロフトを追うシリーズ。

第81回ヴェネチア国際映画祭のパネルに登壇した62歳のキュアロンが、「『ディスクレーマー』の演出は、映画とは異なるアプローチが必要でしたか?」との質問に回答した。「このような映像的なアプローチは、(一般的に)フィルムとして知られています。TV作品の演出の仕方は分かりません。おそらく人生のこの段階では、TVの演出の仕方を学ぶには遅すぎるでしょうね。私たちは全てをフィルムとしてアプローチして、何か違うことをしているという会話は一度もありませんでした」と振り返った。

実際、本シリーズは1話を表す時に使う“エピソード”という言葉を使わず、「7章で語るストーリー」と宣伝されている。

またキュアロンは、初挑戦となるドラマシリーズが映画を製作しているように感じられたのは、出演キャストのおかげだとも語った。パネルに同席していたキャサリン役のケイト・ブランシェットと、引退した教授ステファン・ブリグストック役のケヴィン・クラインについて、「私たち三人は、映画とシネマから学びました。撮影監督たちと映画を作っていたので、特別なアプローチはしませんでした」とも述べた。

ケイトは、『アビエイター』と『ブルージャスミン』でアカデミー賞に輝いたオスカーの常連で、ケヴィンも『ワンダとダイヤと優しい奴ら』でアカデミー賞助演男優賞を受賞しており、数多くの映画に出演経験のある主要キャストに支えられたことも大きかったようだ。

その他のキャストには、『ザ・クラウン』シーズン5&6でマーガレット王女役を演じたレスリー・マンヴィル、『エルヴィス』のコディ・スミット=マクフィー、『セックス・ピストルズ』のルイス・パートリッジ、『移動都市/モータル・エンジン』のレイラ・ジョージらが名を連ねる。

『ディスクレーマー』は、Apple TV+にて10月11日(金)より配信開始。(海外ドラマNAVI)

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海外ドラマNAVI編集部

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