『ザ・ボーイズ』スピンオフドラマ第2弾が製作決定!キャストや内容は?

Amazonの看板番組となった人気異色スーパーヒーロードラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ第2弾の製作が決定し、キャストやコンセプトなどが明らかになっている。

 

1950年代を舞台にヴォート社の起源に迫る

Varietyによると、7月25日(木)~28日(日)にわたって開催されたポップカルチャーの祭典「サンディエゴ・コミコン2024」で、『ザ・ボーイズ』の新スピンオフドラマとなる『Vought Rising(原題)』の製作をAmazonが発表した。

主人公は、『ザ・ボーイズ』シーズン2で、ヴォート社が生み出した堕落したスーパーヒーローチーム“セブン”のメンバーとなった人種差別主義者のストームフロントと、シーズン3で初登場し、最初のスーパーヒーローチーム“ペイバック”のリーダーだったソルジャー・ボーイ。それぞれ、アヤ・キャッシュ(『easy イージー』)とジェンセン・アクレス(『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』)が続投する。

スピンオフ第2弾は1950年代のニューヨークを舞台に、ヴォート社の起源に迫る内容になるという。ソルジャー・ボーイの語られざる初期時代や、かつてクララ・ヴォートと名乗っていたストームフロントに焦点が当てられるとのこと。

『ザ・ボーイズ』とスピンオフ第1弾『ジェン・ブイ』のクリエイターであるエリック・クリプキによると、『Vought Rising』は、『ザ・ボーイズ』の洗練されたビジュアルや血生臭い暴力、卑猥な言葉などを踏襲する一方で、もう少し高級感をフィーチャーしたシリーズになるのだとか。どのようにヴォート社が現在の状態になったかに興味があると述べたクリプキは、スーパーヒーローが登場する『L.A.コンフィデンシャル』のような作品にしたいと明かした。

またクリプキは、『ザ・ボーイズ』の最終章となるシーズン5には、シーズン4でほとんど姿を見せなかったソルジャー・ボーイの出番が増えると示唆。「シーズン 5では、かなりアクレスが登場するでしょう。彼を重要なキャラクターにしたいと思っていて、彼とホームランダーの間には、これまで描く機会がなかった父と息子の素晴らしい感情がたくさんあるし、そこに興味があります」とコメント。ソルジャー・ボーイとホームランダーの親子関係に重点が置かれる可能性を語った。

現時点では、『Vought Rising(原題)』の配信開始時期は不明。『ザ・ボーイズ』シーズン1~4、『ジェン・ブイ』シーズン1はAmazon Prime Videoにて配信中。(海外ドラマNAVI)

Photo:『ザ・ボーイズ』Prime Video で独占配信中 ©Amazon Studios