海外ドラマ人気キャラクターで見るMBTI！あなたの性格タイプを持つキャラクターは？

人間の性格タイプを16種類に分類する「MBTI性格診断」。近年、MBTIは当たり前のように日常会話に登場し、とても身近なものとなっているが、自分と同じ性格タイプの海外ドラマキャラクターは誰だろうか？

ここでは、16のタイプ別に人気海外ドラマのキャラクターを紹介。

（主に、16personalitiesを参照。フィクションキャラクターのため分類については諸説あり）

海外ドラマキャラクターのMBTI

MBTIは、分析家・外交官・番人・探検家と4つの大カテゴリーがあり、その中で各4種類ずつに分かれ、計16の性格タイプに分類される。さっそく海外ドラマの人気キャラクターと各MBTIの特徴を見ていこう。

MBTI【分析家】

■INTJ（建築家）

『ブレイキング・バッド』ウォルター・ホワイト（演：ブライアン・クランストン）

理性的で頭の回転が早い建築家タイプ。有能ではあるが、自分のアイデアや成功を追求するために、規則を破ったり人から非難されたりすることもいとわない傾向がある。

『ブレイキング・バッド』ウォルターは、才能あるエリート化学者だが、高校の教師として平凡な日々を過ごしていた。しかし、ガンで余命2年と診断されたことで、家族に財産を残すために麻薬製造・販売に手を染める彼は、まさに建築家タイプと言えるだろう。

■INTP（論理学者）

『SHERLOCK　シャーロック』シャーロック・ホームズ（演：ベネディクト・カンバーバッチ）

論理学者タイプは、知的で考え事が好き。周りからは無愛想で神経質に見られてしまうこともあるが、自分と同じような精神的エネルギーを持つ人に出会った際には意気揚々とアイデアを共有したり、語り出したりする。

分析が得意で、矛盾や異常を見つける才覚を持っているシャーロックは、まさにINTP型だ。『24 -TWENTY FOUR-』の分析官クロエ・オブライエンや、MCUシリーズのハルク／ブルース・バナーも同タイプと言われている。

■ENTJ（指揮官）

『MCU』シリーズ ドクター・ストレンジ（演：ベネディクト・カンバーバッチ）

指揮官タイプは、強い意志を持って目標を追求できる生まれつきのリーダー。無神経で傲慢に見えることもあるが、圧倒的なカリスマ性で周囲をインスパイアする。

ドクター・ストレンジは、天才的な神経外科医だが、ある日交通事故によって両手の神経を損傷し、医師として復帰できずに荒ぶれてしまう。それでも諦めずに、長い修行の末に神秘的な魔術を身に着け、闇の勢力から世界を救うために魔術師として立ち上がる。ほかのヒーローからもリスペクトされる彼はまさに指揮官タイプ。

ほかには、『ピーキー・ブラインダーズ』トーマス・シェルビー（キリアン・マーフィー）、『ハウス・オブ・カード 野望の階段』フランク・アンダーウッド（ケヴィン・スペイシー）などがこのタイプに分類される。

■ENTP（討論者）

『ベター・コール・ソウル』ソウル・グッドマン（演：ボブ・オデンカーク）

討論者タイプは、好奇心旺盛で博識。相手や状況を問わず、反対意見を述べることができる大胆で反抗的な性格の持ち主。ロジカルなディベートが得意だが、時にはそれが深い人間関係構築の邪魔になることも…？

『ベター・コール・ソウル』のソウルは、規則に縛られる環境が合わず、自らトラブルを起こしていく気質で、他人や場を支配することを楽しむ性格であり、ずばり討論者タイプと言える。ほかには、『ゲーム・オブ・スローンズ』ティリオン・ラニスターもこのタイプ。

MBTI【外交官】

■INFJ（提唱者）

『ロキ』ロキ（演：トム・ヒドルストン）

自らの価値観を大事にする提唱者タイプは、自分は他の人と違うという認識があり、成長を求め自らの魂を進んで探求することに大きなやりがいを感じる理想主義者。

ロキは、身勝手で、嘘つきで、宇宙などどうでもいいと思っていたが、別のユニーバスで自分が死ぬ映像を見せられたことをきっかけに、最後には宇宙を守るという決断を下す。内省しながら自己成長していく様子は、まさに提唱者タイプ。

ほかには、『デアデビル』マシュー・“マット”・マードック（チャーリー・コックス）がこのタイプに分類。

■INFP（仲介者）

『ストレンジャー・シングス 未知の世界』ウィル・バイヤーズ（演：ノア・シュナップ）

日本人に一番多いと言われる仲介者タイプ。親切な利他主義者で、周りの人の微妙なニュアンスに敏感でエネルギーを使いすぎてしまうことも。目立つことは好きではないが、聞き上手で、友人が困っているときは慰めるのが得意。

『ストレンジャー・シングス』のウィルは、仲良し4人組の中でも一番控えめな性格で、感受性が高く内省的。想像力に富み、豊かな内面的世界を持っており、現実に圧倒されるとそこに逃避する。それは絵を描くことや森の中で一人で過ごすことが好きなことからも明らかである。そんな彼は、まさに仲介者タイプ。

■ENFJ（主人公）

『ゲーム・オブ・スローンズ』デナーリス・ターガリエン（演：エミリア・クラーク）

周囲をインスパイアする生まれつきのリーダー。「他の人を支配したい」という望みはなく、「正しいことをしたい」と純粋な意図を持っている。自分が正しいと思うことを実行に移すことができ、思いやりと繊細な気質を持つ。

『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリスは、古ターガリエン王朝の最後の末裔の一人。強く自信に充ちた若い女性に成長していくにつれ、「鉄の玉座」を狙う王位継承者候補のひとりとして頭角を表す様子は、まさに主人公タイプ。

ほかにこのタイプに分類されるのは、『ブレイキング・バッド』スカイラー・ホワイトなど。

■ENFP（運動家）

『フレンズ』フィービー・ブッフェ・ハニガン（演：リサ・クドロー）

自由奔放で社交的。好奇心旺盛で常に喜びを探し求めている。奥深い性格も持っており、周りの人と精神的に結びつきたいと思っている。

『フレンズ』フィービーは、登場キャラクターの誰よりも風変わりでエキセントリックな存在。人生でいくつかのトラウマを経験したにもかかわらず、明るく、寛大で、ありのままの自分でいる彼女は、運動家タイプと言える。

ほかには、『セックス・アンド・ザ・シティ』キャリー・ブラッドショー、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』パイパー・チャップマンなどがこのタイプに分類される。

MBTI【番人】

■ISTJ（管理者）

『ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則』シェルドン・クーパー（ジム・パーソンズ）

どんな状況においても落ち着いていて論理的。環境が整っていないところにはカオスを感じる。建前を言うより正直であることの方が大事。自分にも周りにも厳しいタイプだから、冷たい人だと周りから思われることもあるだろう。自分自身で結論を導き出したいタイプだから、他者からの意見を拒絶する傾向もある。

『ビッグバン★セオリー』シェルドンは、IQ187のロジカルな天才物理学者だが、他人の感情に疎く、ストレートすぎる物言いで周囲を困惑させることも。そんな彼の性格タイプは、管理者と言えるだろう。

ほかには、『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー・グレンジャー（エマ・ワトソン）もこのタイプに分類される。

■ISFJ（擁護者）

『SHERLOCK　シャーロック』ジョン・ワトソン（演：マーティン・フリーマン）

ISFJの人は、忠実で愛情深く、人のために影で動くことができるタイプ。観察・分析能力が高く、細かいことにすぐに気が付ける。

相棒シャーロックを仕事面でもプライベートでも献身的にサポートするワトソンはまさに擁護者タイプ。シャーロックからも高い信頼を得ている。

『ゲーム・オブ・スローンズ』サンサ・スターク（ソフィー・ターナー）もこのタイプだ。

■ESTJ（幹部）

『LOST』アナ=ルシア・コルテス（ミシェル・ロドリゲス）

幹部タイプは、優秀な管理者。大変な状況でも自ら率先してみんなを先導するまとめ役。伝統的な価値観を大事にするタイプ。

『LOST』アナ=ルシアは、無人島に墜落した815便の生存者の一人で元ロサンゼルス市警の警官。815便の後方座席に搭乗していた生存者たちを仕切り、まとめていく様子からも分かるように彼女はまさに幹部タイプだろう。

ほかには、『ダウントンアビー』バイオレット・クローリーもこのタイプ。

■ESFJ（領事）

『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』ディーン・ウィンチェスター（演：ジェンセン・アクレス）

領事タイプは、フレンドリーで面倒見がよく、義理堅い性分の持ち主。

『スーパーナチュラル』ディーンは、一見チャラチャラしているように思われがちだが、実は正義感に溢れ情熱的。4歳年下の弟サムに対する責任感は強く家族間の信頼関係を非常に重要視している。そんな彼はまさに領事タイプだ。

『LOST』ジャックもこのタイプだと言われている。

MBTI【探検家】

■ISTP（巨匠）

『24-TWENTY FOUR-』ジャック・バウアー（演：キーファー・サザーランド）

好奇心旺盛で新しいことを試すのが大好き。実体験を通してアイデアを探索するタイプ。自由に動き回りたい人たちだから、ガイドラインやルールに従うのは苦手。

『24-TWENTY FOUR-』のジャックは、テロ対策ユニットの捜査官。徹底した現場主義であり、任務遂行のためならルールを無視した独断捜査を行うこともあるが、現場における判断能力は的確で数々の事件を解決。そんな彼は、まさしく巨匠タイプだと言える。

『バーン・ノーティス　元スパイの逆襲』マイケル・アレン・ウェスティン（ジェフリー・ドノヴァン）や『ウォーキング・デッド』ダリル・ディクソン（ノーマン・リーダス）らもここに分類される。

■ISFP（冒険家）

『ブレイキング・バッド』ジェシー・ブルース・ピンクマン（アーロン・ポール）

冒険家タイプは、個性的で新しいことを試すのが好きなタイプ。自由に生きて、やりたいことがあればすぐに行動に移す。気さくで心温かく、思いやりがあるが、内向的な性格の持ち主でもあるので、一人きりの充電時間が必要。

『ブレイキング・バッド』主人公ウォルターの元教え子でビジネスパートナーになるジェシー。無気力な生徒で化学の単位を落とした事もあるが、絵や物作りを好むなど職人的な一面も。思いやりがあり、子供に優しく、自分なりの正義感を持っている彼はずばり冒険家タイプだろう。

■ESTP（起業家）

『ペーパー・ハウス』トーキョー（ウルスラ・コルベロ）

ハツラツとしていて洞察力が鋭い。今この瞬間を生きて刺激を求めるタイプのため、たとえ危険を伴うライフスタイルになったとしても楽しめる性格。

『ペーパー・ハウス』の主人公トーキョーは、行動力が高い起業家タイプが故、向こう見ずで無謀な言動から彼女自身やチームを危険にさらす場面も。しかし、戦闘シーンでは彼女の強みを発揮し、全力で敵に立ち向かう。自己中心的に思われるタイプだが、いざという時は仲間のために自らを犠牲にすることを厭わない。

『ウォーキング・デッド』カール・グライムズ（チャンドラー・リッグス）、『プリズン・ブレイク』リンカーンらもこのタイプに分類される。

■ESFP（エンターテイナー）

『ビッグバン★セオリー　ギークなボクらの恋愛法則』ペニー（演：ケイリー・クオコ）

社交的でエネルギッシュで楽しいことが大好きなエンターテイナー。計画性がなく、目先の快楽ばかりに集中してしまうタイプでもある。しかし、このタイプの周りにいて、退屈することはないだろう。

『ビッグバン★セオリー』でちょっと変わったオタクたちともすぐに打ち解ける天真爛漫なペニーもこのタイプ。計画性のなさから度々、金欠になり友人たちに食事を世話になったり、Wi-Fiを利用したりする様子からもそれは明らか。

『タイタニック』ジャック・ドーソンもこのタイプに分類される。

共感できるキャラクターを探してみては？

海外ドラマキャラクターで見るMBTI診断の性格特徴はいかがだっただろうか？自分と同じ性格タイプを持つキャラクターを探して、そのキャラクターに共感できる場面を探しながら見るのもおすすめだ。

（海外ドラマNAVI）