『ビバヒル』ジェニー・ガース、シャナン・ドハティと交わした最後の会話を明かす

青春ドラマ『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』(以下『ビバヒル』)のブレンダ・ウォルシュ役で人気を博したシャナン・ドハティが、長年にわたる闘病の末、7月13日(土)に53歳で亡くなった。『ビバヒル』でケリー・テイラー役を演じたジェニー・ガースが、シャナンと最後に交わした言葉を明かしている。

 

お互い大好きだった

ジェニーは、自身のポッドキャスト番組「I Choose Me With Jennie Garth(原題)」でシャナンとの最後の会話について、こう振り返った。

「シャナンが私に言った、最後の言葉も忘れられません。彼女は、“私たちの関係が時々複雑だったり、私たちに忍び寄る外的な力によって複雑になったりしたとしても、それでも私たちはお互いに大好きだったという良い例だよね”と言っていたの」

またジェニーは、シャナンをはじめとする『ビバヒル』のキャストが、1990年代にニューヨークのコンベンションに参加した時の思い出もシェアしている。当時、プライベートジェットを使用できたシャナンが、帰りのフライトで希望者をロサンゼルスまで送ると申し出たが、たまたまニューヨークを旅行中だったジェニーには声をかけてくれず、少し傷ついたのだとか。その出来事を回顧したジェニーは、「でも、出発直前に彼女が私のところに来て、“この飛行機で行くから一緒に来て、ジェニー”と言ってくれたの。そう言っている彼女が目に浮かぶわ」と思い出に浸った。

さらにジェニーは、ブランドン役のジェイソン・プリーストリーがシャナンの訃報を知り、『ビバヒル』キャストのグループテキストに、「みんなことが大好きだよ。こんなのはおかしい。もう、これ以上の喪失は耐えられない」とメッセージを送ってきたことも明かしている。

ルーク・ペリーの死について

『ビバヒル』のキャストにとってシャナンの死は、2019年3月4日に脳卒中により、54歳の若さで急逝したルーク・ペリーの死も思い起こさせてしまうだろう。ジェニーはルークの死についても触れており、「ルークの死について、公にはほとんど話しませんでした。投稿も何もしなかったの。どう対処したらいいのか分からなかったし、自分の気持ちを表に出す必要性を感じなかったからなの」と語った。

今もルークの死に向き合えないでいる様子のジェニーは、元共演者の二人の死について、「今回は、何だか違うような気もしているけど、同じようにも感じているの」と、複雑な想いを吐露した。

シャナンの訃報が伝えらえた際、ジェニーのほかにジェイソン、ドナ役のトリ・スペリング、ブレンダ&ブランドンの母親シンディ・ウォルシュ役を演じたキャロル・ポッター、デビッド・シルバー役のブライアン・オースティン・グリーン、アンドレア・ザッカーマン役のガブリエル・カーテリスも追悼の意を表明した。

(海外ドラマNAVI)

参考元:TV Line

 

Photo:ジェニー・ガースInstagramアカウント(jenniegarth)より