米Huluの人気ドラマ『一流シェフのファミリーレストラン』は栄誉あるエミー賞で常連となり、高い評価を受けているが、最新となるシーズン3の展開が「重い」とファンから不満の声が上がり、番組が危機に面しているようだ。米Screen Rantが伝えている。(本記事にはシーズン3のストーリーに関する内容が一部含まれます)
『一流シェフのファミリーレストラン』シーズン3の展開は…?
本シリーズは、超一流シェフのカーミーが故郷シカゴへ戻り、潰れかけていた家族経営の庶民的なレストランを立て直そうと奮闘する姿が描かれる。
シーズン2第6話「フィッシズ」では、カーミーとシュガー、自殺したマイキーの母親であるドナが初登場。精神疾患を抱えたドナは、抑えられない感情の起伏や不満、そして誰も自分を評価してくれずに助けてくれないという主張を家族にぶつけ、親の子どもに対する精神的な虐待を説得力ある形で表現していた。
6月26日(水)に、米Huluで配信開始されたシーズン3では第8話「Ice Chips(原題)」にドナが再登場するが、それまでにカーミーとシュガーが母親との会話を避け続ける様子が描かれるため、姿を見せなくともドナはストーリー上で重要な役割を担っている。
しかし、シーズン3はシーズン1&2に比べ、個々のキャラクターのトラウマに重点が置かれてすぎていると、ファンから厳しい意見が寄せられているという。加えて、シーズン3は過去シーズンよりもテンポが遅く、芸術作品的なスタイルに切り替わっている点も批判の原因になっているとのこと。
またシーズン1では、レストラン業界に蔓延る過重労働や従業員の有害な上下関係、自殺した兄マイキーの問題が描かれ、シーズン2ではカーミーが家族から受けたトラウマに問題が移り変わり、シーズン3ではそのトラウマをさらに堀り下げる形になっている。
シーズンを重ねるごとにトラウマがヘヴィになり、まるでカーミーが、優れたシェフとして充実した人生を送っているキャラクターではなく、ネガティブな体験の集大成のように見えてしまうとの指摘もあり、番組に疲れを見せ始めた視聴者が少なくないようだ。
とはいえ、すでに番組はシーズン4へ更新されており、重いテーマを扱いながらも恋愛やコメディの要素もあり、人間ドラマを描くシリーズとしては他の作品と一線を画す存在だ。
次シーズンへの伏線がしっかり張られていることを期待しながら、日本では昨日7月17日(水)よりDisney+(ディズニープラス)で配信開始となるシーズン3を堪能しよう。(海外ドラマNAVI)
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