アントニー・スターは、これまでホームランダーとして『ザ・ボーイズ』の中で多くの著名人と共演してきたが、そのなかには彼にとって特別な人がいたという。米CBR.が伝えた。
『ベスト・キッド』のあの人…
このほど、米NBCの深夜トーク番組『Late Night with Seth Meyers(原題)』に出演したアントニーは、同シリーズで演じる役柄についてホストのセス・マイヤーズとトークを展開。そのなかで、自身が初めて憧れたスターについて言及し、それがヴォート社の副社長マデリン・スティルウェル役で出演したエリザベス・シューであることを告白。子どもの頃に映画『ベスト・キッド』(1984年)を見て彼女に夢中になったのだという。
「子どものとき、彼女は僕とそれほど年は離れていなかったけど、でも少し上で、僕は『ベスト・キッド』が大好きだった。その時に空手をしていたから父が『ベスト・キッド』を観に連れて行ってくれたんだ。それで、アリ(エリザベスの役名)、エリザベス・シューが、おそらく初めてスクリーン上で夢中になった人だと思う」
そんな憧れの存在との共演については、「突然、彼女はこの悪の企業のホームランダーのボスとしてキャスティングされた。僕は“これからエリザベス・シューと仕事をする。どうしよう、何をしよう、何を着よう、変に見えないか”とそんな感じだったけど、彼女は本当にすてきな人だった」と語っている。
また、アントニーはエリザベスとの撮影時の裏話も披露。あるシーンを前にエリザベスが戸惑っていたことがあったそうで、彼は自分の気持ちを伝えることで彼女が撮影を続けるモチベーションを得られるようサポートしたのだという。
「彼女は近づいてくると“このシーンはあまり気分が良くない。すごく不安なのと。それで僕は、あなたはエリザベス・シューだ。そんなことを言わないで。僕はあなたから学ぼうとしているんだ”と伝えたんだ」
エリザベス・シューが演じるマデリン・スティルウェルはスピンオフにも登場
エリザベスはマデリン役でシーズン1、2に出演したが、その後はスピンオフのアニメ『ザ・ボーイズ ダイアボリカル』にも参加。さらに、実写版スピンオフの『ジェン・ブイ』にも登場した。
『ザ・ボーイズ』はAmazonプライム・ビデオにてシーズン1〜4が配信中。
(海外ドラマNAVI)
Photo:『ザ・ボーイズ』© Amazon Content Services LLC