ロマンチック・コメディ映画『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズで知られ、『コールド マウンテン』と『ジュディ 虹の彼方に』で2度オスカーを手にしているレネー・ゼルウィガーが、『インスティンクト -異常犯罪捜査-』などの原作で知られるジェームズ・パターソンがマイク・ルピカと共同執筆した小説「12 Months to Live(原題)」のドラマ版『Jane Smith(原題)』に主演することが明らかとなった。米Deadlineなど複数のメディアが報じている、
余命わずかと宣告された弁護士が大きな事件に挑む
米Maxで製作される本プロジェクトは、ニューヨーク州ロングアイランドのハンプトンズに暮らす、聡明でタフ、そしてダークなユーモアのセンスを持つ弁護士、ジェーン・スミスを主人公に描くシリーズ。ジェーンは裁判に勝つことだけを考えていたが、キャリア最大の事件に臨む直前に末期の脳腫瘍だと診断されたことで彼女の世界は一変する。捜査がますます危険で私的なものになりつつある中、ジェーンは死を宣告されても事件から手を引こうとはせず──。
サスペンスとユーモア、法廷ドラマといった要素が盛り込まれる『Jane Smith』は、『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズをはじめとするコメディ作品から『コールド マウンテン』などの本格的な人間ドラマまで、幅広いジャンルで活躍するレネーの集大成的な作品となりそうだ。
2023年9月に出版された「12 Months to Live」は、「ジェーン・スミス」シリーズの第1巻となり、今年の7月29日に第2巻となる「Hard to Kill(原題)」が発売予定だ。ドラマ版が『Jane Smith』と題されていることから、シーズン1が成功すれば、さらにシーズンを重ねることが予想される。
レネーがジェーン・スミス役で主演し、そのほかのキャストは不明。脚本・ショーランナーを務めるのは、『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』や『オザークへようこそ』などの犯罪ドラマを得意とするミキ・ジョンソン。
レネーは原作者のパターソンと並び、『ビッグ・リトル・ライズ』『リンカーン弁護士』など数多くのヒット作を放っているデイビッド・E・ケリー、『ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~』のデイナ・ゴールドバーグ、『暴走地区-ZOO-』のビル・ロビンソンらとともに製作総指揮に名を連ねる。
『Jane Smith』は、パターソンとスカイダンス・テレビジョンが結んだ独占的なファーストルック契約により企画が始動し、11月14日(木)にAmazon Prime Videoで配信開始されるパターソンが生んだ人気キャラクター、アレックス・クロスが主人公の小説シリーズをドラマ化した『Cross(原題)』に続く、スカイダンスとタッグを組むドラマシリーズとなる。
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Photo:レネー・ゼルウィガー © NYZ20/Famous