ライアン・エッゴールド、人気犯罪小説シリーズのドラマ化作品で敵役に

『ブラックリスト』のトム・キーン役で注目され、医療ドラマ『ニュー・アムステルダム 医師たちのカルテ』で人気を不動のものにしたライアン・エッゴールドの次作が決定した。米TV Lineが報じている。

犯罪心理学の専門家が主人公

2023年1月に米NBCで放送される、『ニュー・アムステルダム』のファイナルが目前に迫るなか、Amazon Prime Videの新作ドラマ『Cross(原題)』にライアンが出演することが発表された。

本企画は、米人気犯罪作家ジェームズ・パターソンの小説シリーズに登場する、犯罪心理学の専門家アレックス・クロスを主人公にしたドラマシリーズ。これまでに、モーガン・フリーマン主演の映画『コレクター』や『スパイダー』など、アレックス・クロスを主人公にした作品が製作されている。

『Cross』の主人公で、刑事にして法医学心理学者のクロスは、殺人犯とその犠牲者の心理を探り、殺人犯を特定して最終的には捕えるというユニークな能力を持っている。公式概要では、「優秀だが欠点もあるクロスは矛盾に満ちている。愛すべき父親で家族思いだが、殺人犯を追い詰めると執着してしまうほど打ち込んでしまう。彼は愛に飢えているが、妻を殺されたことで愛情を受け取ることが出来ないほど傷ついている」と紹介されている。

キャスト情報

アレックス・クロス役で主演するのは、『レバレッジ ~詐欺師たちの流儀』のアレック・ハーディソン役で知られ、『CITY ON A HILL/罪におぼれた街』などでも活躍しているアルディス・ホッジ。ライアンは、暗い秘密を抱えた魅力的な政治家エド・ラムジー役を演じ、最初、彼はクロスのファンだったが、すぐに“手強い敵”になるという。

ライアンに加え、『シャドウハンター: The Mortal Instruments』のルーク役で知られ、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』などに出演しているイザイア・ムスタファも参加。イザイアは、クロスの相棒で長年の親友であり、“トゥー・ジョン”や“マン・マウンテン ”などのニックネーム呼ばれる、ジョン・サンプソン役を演じる。彼は、クロスが“危機的な状況”に陥り、専門家の助けを必要としているのではないかと心配する役どころだ。

ライアンの新作となる『Cross』の新キャストや配信開始日など、続報が届き次第お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:ライアン・エッゴールド©Faye S/Famous