SF映画の金字塔『ブレードランナー』シリーズの続編となるドラマシリーズ『Blade Runner 2099(原題)』に、新たに2人の追加キャストが加わっている。米Deadlineが伝えた。
『私立探偵ストライク』キャストも参加
SF作家フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」をもとに、1982年にリドリー・スコット監督、ハリソン・フォード主演で映画化された『ブレードランナー』。2017年には、監督をドゥニ・ヴィルヌーヴが引き継ぎ、前作の30年後を舞台にした『ブレードランナー 2049』も作られた。
Amazon Prime Videoで製作中のリミテッドシリーズ『Blade Runner 2099』では、『ブレードランナー 2049』の50年後が描かれる。
すでに、『スター・トレック:ディスカバリー』のフィリッパ・ジョージャウ役で知られるミシェル・ヨー、『ユーフォリア/EUPHORIA』でジュールズ・ヴォーンを演じるハンター・シェーファーが出演することが決まっていた。本作のプロットの詳細は伏せられているが、情報筋によれば、ミシェルは人生の終わりが近いレプリカントのオルウェンを演じるという。
Michelle Yeoh to Star in 'Blade Runner 2049' Sequel Series at Amazon https://t.co/xpfjqELpJh
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Hunter Schafer Joins 'Blade Runner 2099' TV Series at Amazon Alongside Michelle Yeoh https://t.co/FqUqG5MAfc
— Variety (@Variety) June 13, 2024
そして7月初め、ディミトリ・アボルド(『ラブ・アディクト』)、ルイス・グリッベン(『デッドウォーター・フェル ~虚像に殺された家族~』)、ケイトリン・ローズ・ダウニー(『死霊館のシスター 呪いの秘密』)、ダニエル・リグビー(『ランドスケーパーズ 秘密の庭』)、ジョニー・ハリス(『モスクワの伯爵』)、エイミー・レノックス(『シェトランド』)、シーラ・アティム(『アガサ・クリスティー 蒼ざめた馬』)、マシュー・ニーダム(『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』)が加わることが判明。8人のうちディミトリとルイスはレギュラー、残る6人はゲストとして出演する。それぞれの役柄は明らかになっていない。
'Blade Runner 2099' TV Series at Amazon Adds Nine to Cast https://t.co/mPhBhVNtH2
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さらに8月下旬、トム・バーク(『私立探偵ストライク』)、マウリツィオ・ロンバルディ(『ピウス13世 美しき異端児』『ニュー・ポープ 悩める新教皇』)の2人がゲストとして出演することも明らかになった。これまでの多くのキャスト同様、彼らがどんな役柄を演じるのかは不明だ。
'Blade Runner 2099' Prime Video Sequel Series Adds Tom Burke & Maurizio Lombardi As Recurring https://t.co/AsiVgU2ecE
— Deadline (@DEADLINE) August 28, 2024
撮影はすでにプラハで始まっており、のちにバルセロナへ移る予定だという。
ショーランナーを務めるのは『シャイニング・ガール』のルカ・ルイサ。『SHOGUN 将軍』のジョナサン・ヴァン・タルケン、『ゲーム・オブ・スローンズ』のジェレミー・ポデスワが監督を務め、映画1作目でメガホンを取ったリドリー・スコットは製作総指揮として参加する。(海外ドラマNAVI)