米ABCの人気ポリスドラマ『ザ・ルーキー』とNetflixのスパイドラマ『ザ・リクルート』でクリエイターを務めるアレクシ・ホーリーが、人質救出がテーマの新作ドラマ『The Envoy(原題)』を手掛けることが明らかになった。米Deadlineが報じている。
実際の人質救出作戦をフィクション化
米ライオンズゲート・テレビジョンが製作する『The Envoy』は、ピーボディ賞を受賞したジャーナリスト、アダム・シラルスキーが執筆し、今月米Vanity Fairに掲載されたばかりの記事「Take No Prisoners」が基になっている。シラルスキーは『ザ・リクルート』で製作総指揮を務めており、ホーリーとはタッグ済だ。
「Take No Prisoners」は、世界中で拘束されている米国人の人質解放に取り組む米国特使と、その同僚たちの活動を追っている。この記事でシラルスキーは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領やベネズエラのニコラス・マドゥーロ大統領といった世界の要人が拘束中の米国人の人質解放任務で責任者を務めるロジャー・カーステンスと過ごした1年について記している。シラルスキーは、交渉にも立ち合って複数の関係者にインタビューし、人質救出作戦の失敗例と成功例の現場にも居合わせたという。
この記事からインスピレーションを受けた『The Envoy』は、シーズンごとに架空の人質のシナリオを一つ取り上げ、人質解放に尽くす米国政府の取り組みを掘り下げる。ホーリーがクリエイターを務め、『SUITS/スーツ』『ザ・リクルート』のジーン・クラインとシラルスキーがプロデューサーを担う。
ホーリーは新プロジェクトについて、「アダムの魅力的な記事を基に、米国の人質を本国へ連れ戻すためのハイリスクで徹底した、かつ感情的な尽力をフィクション化する番組に取り組めることを光栄に思っています」とコメント。
シラルスキーは、「ジーンと私は、アレクシとライオンズゲートの才能あるパートナーたちと再タッグを組めることを嬉しく思っています。『ザ・リクルート』の素晴らしき2シーズンでコラボレーションした経験から、アレクシが唯一無二の声であり、この番組に命を吹き込むのに最適な人物であると分かっています」と述べた。
『The Envoy』シーズン1がどんな内容になるのか、キャストなども含めて新情報を待ちたい。
『ザ・ルーキー』シーズン1~3はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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