『THE FLASH』グラント・ガスティン、ブロードウェイ挑戦も「毎日緊張している」

米CWのDCドラマ『THE FLASH/フラッシュ』で9シーズンにわたって主演し、人気を博したグラント・ガスティンが、現在出演しているブロードウェイ・ミュージカル『Water for Elephants(原題)』への挑戦について語っている。

13年ぶりに舞台に挑戦!

グラントはスーパーヒーロー役のイメージが強いが、人気青春ミュージカルドラマ『Glee/グリー』シーズン3~5ではいじめっ子のセバスチャン役でゲスト出演し、素晴らしい歌声とダンスを披露していた。

グラントが主演する『Water for Elephants』は、今年2月下旬にプレビューが始まって以来、批評から絶賛されている。しかし、米ポッドキャスト番組「Stagecraft(原題)」に出演したグラントは、「今でも舞台の度に怖くて緊張しています」と、その心境を明かしている。

「でも、だからこそやりたかったんです」と続けたグラントは、「怖いけど、生の演劇ほど楽しくて充実したものはありません。一方では怖くて、その反対では楽しくて充実していて、その両方があっていいのだと、自分に言い聞かせないといけないんですけどね」とも語った。

10歳から21歳まで舞台俳優として活躍してきたグラントだが、舞台に立つのは13年前に出演した『ウエスト・サイド物語』以来となり、「シンガーとして、完全に居心地の良さを感じたことは一度もありません」とも述べている。

「僕が最も一貫して心配しているのは歌うことで、そうなることは最初から分かっていました。僕は、いつも自信を持つことに苦労してきました。間違いなくシンガーとしては。技術的には出来るのにね。それから長い間、この仕事から遠ざかっていた、いわば“TV俳優”の僕が参加するという事実も甘くはないし、部外者のように感じたくありませでした」と想いを打ち明けた。

10年近くにわたり、『THE FLASH』に主演したグラントにとって、古巣のはずのミュージカルへの出演は新鮮で、新しい挑戦に感じられたようだ。

なお、6月16日(日)にニューヨークで開催される第77回トニー賞で、『Water for Elephants』はミュージカル部門作品賞にノミネートされており、授賞式ではグラントをはじめとするキャストが、同ミュージカルからのナンバーをパフォーマンスすることが決定している。

現在、グラントはブロードウェイ・ミュージカルに専念しているが、近いうちに映画やドラマシリーズにカムバックしてくれることを期待したい。

「生中継!第77回トニー賞授賞式」日本での放送・配信情報

6月17日(月) 8:00~生中継
[同時通訳版] WOWOWプライムで放送/WOWOWオンデマンドで配信
※放送・配信終了後アーカイブ配信あり
「ライブ配信!第 77 回トニー賞授賞式 プレショー」
6月17日(月)7:30~生中継
[同時通訳版] WOWOW オンデマンドで配信

(海外ドラマNAVI)

参考元:VarietyTV Line

Photo:グラント・ガスティンのInstagramアカウント(@ grantgust)より