『スター・ウォーズ:アコライト』ジェダイ・マスター役イ・ジョンジェにインタビュー!

『スター・ウォーズ』シリーズ最新作『スター・ウォーズ:アコライト』は、6月5日(水)よりDisney+(ディズニープラス)にて独占配信中。

『スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)』の約100年前のジェダイ黄金期を舞台に、銀河の謎とダークサイドの勃興と台頭を追う同シリーズでジェダイ・マスターのソル役を演じるイ・ジョンジェ(『イカゲーム』)にインタビュー!

出演を決めた理由やライトセーバーを使ったアクションシーンなどについて話を伺った。

『スター・ウォーズ:アコライト』概要

本作の舞台は、正義の守護者ジェダイが銀河に多く存在し、戦争もなく平和であった“光”の時代。ある日、ジェダイの一人が殺害される事件が発生。真相を追うために動きだしたジェダイ・マスターのソルはかつて自分の弟子であった謎の主人公メイと再会することで密かに動きだしていた“巨大な闇”に立ち向かうことになる―。

ジェダイ・マスターのソル役イ・ジョンジェ【インタビュー】


――『スター・ウォーズ』の世界にイ・ジョンジェさんが参加されると聞いた時、同じアジア人としてうれしく思いました。オファーを受けた際の感想をお聞かせください。

最初はすごく驚きました。『スター・ウォーズ』に出演するかもしれないから、zoomミーティングに応じてもらえないかと連絡があったんです。

それで、まずどういうキャラクターなのか、どういう役所なのかと聞いたら、まだそれは答えることはできないと言われたので、善人の役なのか、悪党の役なのかと聞きました。それはやっぱり知っておきたくて確認したんです。すると、善人の役だと言われました。

また、演出家が誰なのかも気になったんですが、聞いてみると、レスリー・ヘッドランドさんだったんです。実は私、彼女が手掛けた『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』という作品がとても面白くて好きだったんです。物語の構造がユニークで興味深い作品だなと思っていたので、彼女が『スター・ウォーズ』の演出をやるんだ、とすごく新鮮に感じました。

ヴィランではないということ、レスリーさんの作品だということ、その2点が話を受けた理由です。好奇心が半分、機会が半分。それで、ミーティングが始まりました。

――オーディションから衣装を着て挑んだと聞いたのですが、初めて衣装に袖を通した時に、自分の中で「しっくり来た」みたいな感想はありましたか。それとも違和感がありましたか?

今回は、コスチュームが東洋的なデザインだったので、すぐに馴染むことができました。馴染みがあって、また着心地もすごく良かったので自然に演技に臨むことができるんじゃないかなと思います。

――役が決まってから、『スター・ウォーズ』シリーズを振り返りましたか?影響を受けたキャラクターがいたら教えてください。

当然、全部見返しました。中でも、ジェダイは重点的に見ることになり、ジェダイを演じた俳優さんの演技にも注目しました。“全てのジェダイとソルは関係があるんじゃないかな”と、そういうつもりで、ジェダイみんなとソルの関係性を探ろうと考えながら見ました。

その中でも特にリーアム・ニーソンさんが演じたクワイ=ガン・ジンというキャラクターに心を惹かれました。彼とは韓国の作品『オペレーション・クロマイト』で共演をしたので思い入れのある俳優です。それで、ソルと怖いガンが絡むような、そういうストーリー展開があったら面白そうだなと勝手に想像したりもしました。

――本作ではベテランのジェダイを演じていますが、ライトセーバーを使ったアクションシーンはいかがでしたか?これまで剣を使う役を演じたことがあるかと思いますが、どんな違いがありましたか?また、どれくらいのトレーニング期間を要したのでしょうか。

一般の剣を使ったアクションシーンと、ライトセーバーを使うシーンは当然違いました。ライトセーバーは実際に光が入るので、その特徴を最大限に出さないといけないんです。そこがライトセーバーを使うアクションの醍醐味というか魅力でもあると思います。

その魅力を十分に活かすためには、一般の剣術に比べて、動作も当然違いますし、アクションの振り付けも変わってきます。そういうシーンをうまく撮るために、クランクインする前、2カ月ぐらい前からロンドンでアクションキャンプに参加しました。そこで、本当に基本的な姿勢から丁寧に教わったことは、私にとってはすごく重要な経験になりました。

特に「マスター」「ソル」という2つの言葉は、武術に長けているというイメージを与えるキャラクター名なので、工夫しないといけませんでした。私に教えてくださった方がすごく丁寧な方で、基礎的な訓練から叩き込んでくれました。例えばライトセーバーを握る角度をただ教えるだけでなく、なぜその角度や高さじゃないといけないのか、という理由からとても念入りに説明してくれたので、早く理解して進めることができました。現場でもすごく助かりましたね。

――ソルを見た時にとても偉大なジェダイだということは感じたのですが、どこか不安も抱えてるように見えました。レスリーさんとどうやってキャラクターを作り上げていったのか教えてください。

ちゃんと見抜いていらっしゃいますね。私は、ジェダイの中でもソルは違って見えた方がいいんじゃないかなと考えたんです。彼の人間的な感情がスクリーン上でも映るといいなと思いました。それは、レスリーさんが書いたシナリオの中で、ソルという人物がそのように見えたんです。

だから、その感情をどこまで表現すればいいのか、レスリーさんと相談しました。私は、ジェダイの武士のような部分より、もうちょっと人間的な感情を表現した方がいいんじゃないかなと思いました。私たちの日常で見られるような、そういった人間としての表現をした方が新鮮なんじゃないかなと考えたんです。

レスリーさんと現場では、どのようなトーンにすればいいのか、などを話し合いをしました。また、レスリーさんが私に説明をしてくださるような場面もあり、色々なやり取りをして、いくつかのバージョンでテイクを重ねながら試していきました。

――本作では現在と過去、2つの時代のソルが描かれていますが、演じ分けで気を付けたことはありますか?

1番大事なのは、性格的に彼が持っている熱量の差なんじゃないかなと思います。16年前の若いソロは意欲が有り余っていて、すごく熱いものを持っています。16年が経った現在のソロは、少し落ち着いていて、まだ熱いものは持ってるんですが、自分でそれを適切に使いこなし、コントロールすることができる、そのように演じるのはどうかと考えました。過去と現在で演じ分けるというのは、重点を置いた部分でした。

聡明で強力なフォースの力を持つ〈ジェダイ黄金期〉を生きたジェダイを演じるイ・ジョンジェにぜひ注目して見てほしい。『スター・ウォーズ:アコライト』は、Disney+にて独占配信中。(海外ドラマNAVI)

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Photo:『スター・ウォーズ:アコライト』©2024 Lucasfilm Ltd. ディズニープラスにて独占配信中