『ジ・オフィス』新シリーズがついに本格始動!『スター・ウォーズ』スターらが出演へ

英BBCの同名ドラマをもとに、米NBCにて2005年から2013年まで9シーズンにわたって続き、エミー賞で作品賞を含む5冠を達成したコメディドラマ『ジ・オフィス』。のちにNetflixにて配信されて再注目されたこともあり、数年前からリブートの話が持ち上がっていたが、その計画が本格的に動き出したようだ。キャストが二人決まったと、米Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

まったく新しいお仕事ドラマに?

『ジ・オフィス』では、ペンシルベニア州スクラントンにある架空の製紙会社、ダンダー・ミフリンのオフィスで巻き起こる騒動をドキュメンタリー・タッチで描かれた。本家のクリエイターであるグレッグ・ダニエルズが、『サタデー・ナイト・ライブ』の脚本家マイケル・コーマンとともに手掛ける新プロジェクトの最初のキャストとして報じられたのは、『スター・ウォーズ』のハックス将軍役で知られるドーナル・グリーソンと、『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』のシーズン2にヴァレンティーナ役で出演したサブリナ・インパッチャトーレ。彼らの役柄やプロジェクトの詳細は明らかになっていない。

新作はオリジナルシリーズと同じくアンサンブルキャストになると見られており、ダニエルズとコーマンは今年後半に予定が空いている人を探すべく、広範囲でキャスティングを行っているという。オリジナルと同じ世界を舞台にしているとされるが、ダニエルズはオリジナルのキャストやキャラクターを再登場させることには興味がないと以前述べていたことから、顔ぶれは一新されることになりそうだ。リブートやリバイバルよりも新シリーズと定義すべきかもしれない。

ダニエルズは2021年、別の2番組に取り組んでいるためにリブートに関わる余裕がないと発言。しかし、彼が手掛ける米Amazonの『アップロード ~デジタルなあの世へようこそ~』は今年3月、次のシーズン4をもって終了することが決定。もう一本のNetflixの宇宙コメディ『スペース・フォース』は2022年に2シーズンで打ち切られていた。そうして余裕ができたからか、今年1月にダニエルズは『ジ・オフィス』の新企画に取り組み始めたと伝えられていた。

『ジ・オフィス』全9シーズンと、オリジナルとなる英国版『ジ・オフィス』全2シーズンはHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Hollywood Reporter米Deadline

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Photo:『ジ・オフィス』© 2008 NBC Studios, Inc. and Universal Network Television LLC. All Rights Reserved.