『SHERLOCK/シャーロック』のベネディクト・カンバーバッチが、Netflixリミテッドシリーズ『Eric(原題)』に主演することが決定し、脇を固めるキャスト陣と役柄の詳細も発表された。米Varietyが報じている。
目次
- 1 『Eric』概要
- 2 キャスト陣&キャラクター概要
- 2.1 ヴィンセント・アンダーソン|ベネディクト・カンバーバッチ(『SHERLOCK/シャーロック』)
- 2.2 キャシー・アンダーソン|ギャビー・ホフマン(『めぐり逢えたら』『GIRLS/ガールズ』)
- 2.3 マイケル・レドロワ刑事|マッキンリー・ベルチャー三世(『マンション・ハウス・ホスピタル』)
- 2.4 レニー・ウィルソン|ダン・フォグラー(『ウォーキング・デッド』ルーク役、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ)
- 2.5 ジョージ・ロヴェット|クラーク・ピーターズ(『パーソン・オブ・インタレスト』『ブラックリスト リデンプション』)
- 2.6 エドガー・アンダーソン|アイヴァン・モリス・ハウ(本作でスクリーンデビュー)
- 2.7 アン・アンダーソン|フィービー・ニコルズ(『ダウントン・アビー』)
- 2.8 マテオ・クリップ|デヴィッド・デンマン(『アウトキャスト』)
- 2.9 セシル・ロシェル|アデペロ・オデュイエ(『それでも夜は明ける』)
- 3 製作陣は?
『Eric』概要
1980年代のニューヨークを舞台に、アメリカで最も人気のある子ども向け番組の人形師であるヴィンセント・サリヴァンを描くシリーズ。彼の幼い息子エドガーが失踪し、悲嘆に暮れた彼の人生が狂い始める。ホームレスとなり、薬物依存症に苦しむヴィンセントは、エドガーのベッドの下に住む身長7フィートの青いモンスター、エリックが唯一の仲間であることに気づき、息子を探す旅に導かれていく。
キャスト陣&キャラクター概要
ヴィンセント・アンダーソン|ベネディクト・カンバーバッチ(『SHERLOCK/シャーロック』)
ニューヨークを代表する人形師で、大人気の子ども向け番組『Good Day Sunshine』のクリエイター。高い知性とカリスマ性を持ちながら、ナルシストでもある彼は仕事では気まぐれで、プライベートでは妻のキャシーと幼い息子のエドガーを気にかけずにいる。
キャシー・アンダーソン|ギャビー・ホフマン(『めぐり逢えたら』『GIRLS/ガールズ』)
キャシーはニューヨーク州北部の農場で生まれ育ち、美術大学で出会ったヴィンセントと恋に落ちるが、現実は甘くない。息子エドガーには温かくて愛情深い母親だが、ヴィンセントの女たらしで気まぐれな言動に嫌気がさして苦悩している。
マイケル・レドロワ刑事|マッキンリー・ベルチャー三世(『マンション・ハウス・ホスピタル』)
警官の経歴は20年。売春・麻薬などを取り締まる部署から行方不明者を捜索する部署の刑事になるが、自分のセクシュアリティを秘密にしていたことが仕事の障害となり始め、レドロワはアイデンティティの秘守と事件解決のどちらかを選ばなければならなくなる。
レニー・ウィルソン|ダン・フォグラー(『ウォーキング・デッド』ルーク役、『ファンタスティック・ビースト』シリーズ)
ヴィンセントの親友であり同僚、そして彼自身も素晴らしい人形師・クリエイターでもあるレニーは独身を貫き、エドガーと強い絆で結ばれている。
ジョージ・ロヴェット|クラーク・ピーターズ(『パーソン・オブ・インタレスト』『ブラックリスト リデンプション』)
エドガーが暮らすアパートの管理人。気さくな隣人であるジョージは自分の子どもたちに相手にされなくなり、エドガーと仲良くなる。
エドガー・アンダーソン|アイヴァン・モリス・ハウ(本作でスクリーンデビュー)
アーティスティックでありながら、ふさぎ込んでいる9歳のエドガーは、父親が出演する『Good Day Sunshine』に刺激を受け、自分も人形を作りたいと思うようになる。
アン・アンダーソン|フィービー・ニコルズ(『ダウントン・アビー』)
アンは、不動産王であるロバート・アンダーソンのエレガントだが傷つきやすい主婦で、ヴィンセントの母親。ヴィンセントは母親との絆で苦しみ、両親が望む全てと正反対の道へ進むようになる。
マテオ・クリップ|デヴィッド・デンマン(『アウトキャスト』)
レドロワの上司で警察署長を務めるクリップは、レドロワと良好な関係を築き、弟子のように大切に思っている。エドガーの失踪事件はメディアの注目を集め、上層部から圧力を受けるが 1年前に行方不明になった14歳の少年、マーロン・ロシェルと関係があるかもしれないとレドロワが考え始めると、クリップはその推測を阻止し、早く捜査を打ち切るよう働きかける。
セシル・ロシェル|アデペロ・オデュイエ(『それでも夜は明ける』)
行方不明となったアフリカ系アメリカ人の少年、マーロン・ロシェルの母親。警察はマーロンの捜索に時間を割こうとしないが、セシルは決して息子のことを諦めない。
製作陣は?
脚本・製作総指揮を兼任するのは、『ザ・スプリット 離婚弁護士』『THE HOUR 裏切りのニュース』などで指揮を執ったアビ・モーガン。ジェーン・フェザーストーン(『チェルノブイリ』)、キャロリン・ストラウス(『チェルノブイリ』『ゲーム・オブ・スローンズ』)らが製作総指揮に名を連ね、ルーシー・フォーブス(『このサイテーな世界の終わり』)が監督を務める。
ベネディクト・カンバーバッチが主演する『Eric』は、現在ハンガリーとニューヨークで撮影中。(海外ドラマNAVI)
Photo:ベネディクト・カンバーバッチ© James Warren/Famous/ダン・フォグラー©James Warren/Famous/ギャビー・ホフマン©Faye S/Famous