映画館の大スクリーンで見るアクションもいいけれど、ドラマシリーズでもド迫力の素晴らしいアクションシーンを見ることができる。
ここでは、ドラマ史に残るアクションシーンをピックアップして紹介!
目次
ドラマ史に残るアクションシーン
『ゲーム・オブ・スローンズ』
7つの王国・9つの名家が玉座をめぐって争う様子が描かれる大ヒットシリーズ。8シーズンを通して映し出される、手段を選ばない血みどろの王位継承戦争に世界中のファンが熱狂した。
シーズンを追うごとに人気が高まり、予算も増えていったため、アクションシーンのスケールも大きくなった。その結果、「ブラックウォーターの戦い」、「黒の城の死闘」、「ハードホームの襲撃」、「落とし子の戦い」など忘れられない名アクションシーンをたくさん生み出した。酷評された最終シーズンでさえ、壮絶なバトルシーンは圧巻の迫力で描かれている。
『ゲーム・オブ・スローンズ』は、U-NEXTにて配信中。
『デアデビル』
昼間は弁護士として活動するマット・マードックは、少年時代に盲目と引き換えに得た超感覚を利用し、夜はデアデビルとなってニューヨークの犯罪と戦う。
盲目のマットの研ぎ澄まされた感覚的な世界に視聴者を没入させるため、武術、アクロバット、生のエネルギーを緻密に組み合わせたアクションシーンの振り付けが特徴的。原作からたくさんの戦闘シーンが映像化されており、シーズンを追うごとに、より大きく、より野心的な描写になっている。
例えば、シーズン1では有名な廊下での乱闘の長回し、シーズン2では階段を転げ落ちながら複数のギャングを相手にするシーン、シーズン3では10分以上に及ぶ刑務所の廊下でのワンカット・アクションシーンなど多くの名場面が誕生している。
『デアデビル』は、Disney+にて配信中。
『バトルスター・ギャラクティカ』
『宇宙空母ギャラクティカ』のリブートシリーズで、宇宙船とサイロンとして知られる邪悪な人型ロボット種族との戦争を描く。『スター・ウォーズ』『スパイダーマン』シリーズの特殊効果を手掛けたジョン・ダイクストラなど一流のスタッフが携わり、当時としては破格の製作費を投じられた超大作。
リブート版では迫真のVFXを駆使した特殊効果が向上し、迫力ある宇宙戦が随所で繰り広げられた。このバトルシーンは、シリーズファンだけでなく、SFファンをも満足させるに十分なレーザー、爆発、銃撃に満ちていて、しばし“SFドラマ最高傑作”としてその名が挙がる。
『バトルスター・ギャラクティカ』は、Amazonプライムビデオにてレンタル配信中。
『ヴァイキング ~海の覇者たち~』
ヴァイキングの戦士ラグナル・ロズブロークが新しい土地を征服していき、のちにヴァイキングの王となる彼の伝説と戦いを描く、壮大な歴史物語。
本作は、1対1の剣の戦いであれ、敵対する勢力同士の大規模な戦いであれ、アクションシーンの描写においては一切手を抜くことなく、原始的な武器を使った当時の残忍な争いを再現している。
オリジナル版は、カナダのヒストリーチャンネルが6シーズンに渡って製作。その後、本家の100年後の世界を描く続編『ヴァイキング ~ヴァルハラ~』がNeflixにて製作され、2021年から3シーズン配信されている。
『ヴァイキング ~海の覇者たち~』『ヴァイキング ~ヴァルハラ~』は、Neflixにて配信中。
『ARROW/アロー』
DCコミックスの「グリーンアロー」をベースにしたDCドラマユニバース「アローバース」の1作目。億万長者のプレイボーイ、オリバー・クイーン(スティーブン・アメル)は、夜になると分身グリーン・アローに変身し、故郷のスターリング・シティに正義をもたらそうと社会の悪と闘っていく。
スーパーヒーロー・ドラマの新時代を切り開いた本作は、オリバーがトレーニングで鍛えあげられた鋼のような身体と正確無比に「矢を射る」スキルを用いた骨太でハイテンションなアクションが描かれる。
オリバーの味方が増えるにつれ、複数人が絡むよりエネルギッシュなバトルが可能になり、クライマックスに向かって戦いはどんどんと激しさを増していく。
『ARROW/アロー』は、Neflixにて配信中。
(海外ドラマNAVI)
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Photo:『ゲーム・オブ・スローンズ』©2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.