20世紀初頭の英国を舞台に、貴族クローリー家とその使用人たちの人間模様を描いて大ヒットしたドラマ『ダウントン・アビー』。6シーズンに渡って放送されたドラマ版が終わったあとも映画版が2本製作された本シリーズだが、ファイナルとなる3作目の映画が製作されることが明らかになった。米TV Lineが報じている。
最終作があります!
現地時間3月20日(水)、本作でクローリー家長女メアリー王妃の侍女モード・バッグショーを演じたイメルダ・スタウントンがBBCラジオに出演。司会から続編の製作について聞かれると、以下のように回答。
「(『ダウントン・アビー』の)最終作がありますよ」と答え、噂を認めた。
最近、英サン紙が『ダウントン・アビー』3作目が今夏に(同作のロケ地で有名な)ハイクレア・カースルで撮影され、来年公開される、というニュースを報じていた。また、同紙は2013年のクリスマススペシャルにグランサム伯爵夫人の弟ハロルド・レビンソン役で登場した、ポール・ジアマッティがカムバックする可能性があることも伝えている。
映画版第2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』は約2年前の2022年4月に本国イギリスで公開され、その後もシーズン7や続編を望むファンの声は絶えなかった。
2作目の映画には、イメルダの他に、クローリー家当主ロバート・クローリー役ヒュー・ボネヴィル、ロバートの妻コーラを演じたエリザベス・マクガヴァン、長女メアリー役のミッシェル・ドッカリー、次女イーディス役のローラ・カーマイケル、三女シビル役のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、アルバート・メイソン役のポール・コプリー、ペリル・パットモア役のレズリー・ニコル、ジョセフ・モールズリー役のケヴィン・ドイル、フィリス・バクスター役のラケル・キャシディ、トーマス・バロー役のロブ・ジェームズ=コリアー、バーティー・ペラム役のハリー・ハデン=ペイトン、イザベル・グレイ役のペネロープ・ウィルトン、ルーシー・ブライン役のタペンス・ミドルトンらが出演した。
『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』の公開直後、ヒューはフランチャイズ疲労が進行していることを懸念していた。
「現実的なレベルで、もう一巡したんじゃないかと思う。『新たなる時代へ』は止めるのにちょうどいい時期だと思う。物語を締めくくるのにふさわしい作品だ」と当時のインタビューで述べた。しかし、同時に「まだ扉は開かれているけどね」と付け加えている。
ファイナルとなる映画版第3弾には、誰が出演するのだろうか。続報が入り次第お伝えする。
『ダウントン・アビー』シーズン1~6は、スターチャンネルEX、Huluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
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