マッツ・ミケルセン、『ハンニバル』リブートを予告!?「まだ終わっていない」

1981年に出版された「レッド・ドラゴン」で始まる、トマス・ハリスの小説シリーズを下敷きにした人気ドラマ『ハンニバル』。シーズン4の製作が高く望まれている人気シリーズで、連続殺人鬼のハンニバル・レクター博士を演じたマッツ・ミケルセンが、リブート版を予告するようなコメントを発している。

まだ彼の物語は終わっていない

『ハンニバル』は、連続殺人犯の精神状態にシンクロできる才能を持ちながらも、同時にその能力に悩まされている特別調査官ウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)が、ハンニバル・レクター博士(マッツ・ミケルセン)の精神鑑定を受けながら、FBI捜査官のジャック・クロフォード(ローレンス・フィッシュバーン)に協力して猟奇的な殺人事件を解決していくサイコサスペンス。

米NBCで2013年から3シーズンにわたって放送された本シリーズは、ファイナルシーズンのエンディングがクリフハンガーで終わったこともあり、ファンから復活を望む声が今も絶えない。その想いはマッツも同じ模様で、米Business Insiderのインタビューにて、「私は、自分が演じたどのキャラクターにも戻りたくはありません。おそらく、ハンニバルを除いては。まだ彼の物語は終わっていないからです」と語った。

続けて、「キャストのみんなと、(クリエイターの)ブライアン(・フラー)がシリーズに戻りたいと思っているのは、秘密でも何でもありません。誰も若返りはしないので、遅かれ早かれ、いずれは実現しないといけないですよね?」とコメントしている。

何らかの形で実現させると確信している

さらにマッツは、番組の終了から10年近くが経ってキャストが年齢を重ねていることを踏まえ、『ハンニバル』の続編がタイムジャンブで始まる可能性も示唆した。「だから、物語がタイムジャンプする可能性があるし、時間にギャップがあるかもしれませんね。それは構わないのですが。リブートできるプラットフォームを見つけることが鍵となりますが、今のところは具体的に何も決まっていません。この番組が大好きだし、それは他の人たちも同じようです」と語った。

なおマッツは、映画『Dust Bunny(原題)』でブライアン・フラーと再タッグを組んでおり、フラーが『ハンニバル』をリブートさせるアイデアを幾つか持っていることにも言及。「実際に動き始める場合に備えて何も明かせないのですが、ブライアンたちが何らかの形で実現させると確信しています」と述べていたことから、何やら水面下でリブートが動き出している気配はあるようだ。

果たして、キャストとスタッフ、ファンが切望している続編は実現するだろうか? 今後の進展に注目しておきたい。

『ハンニバル』シーズン1~3は、HuluとU-NEXTで配信中。(U-NEXTでの配信は、2024年3月30日まで)

(海外ドラマNAVI)

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