米CBSにて2月12日（月）より放送スタートする『NCIS：ハワイ』シーズン3には、シーズン14をもって放送終了した『NCIS：LA ～極秘潜入捜査班』でサム・ハンナ役を演じたLL・クール・Jがゲストとして登場する。その再共演について、『NCIS：ハワイ』にジェーン・テナント役で主演するヴァネッサ・ラシェイとLLが語っている。
（※これ以降は、シーズン3の展開に関する情報が含まれます）
サムは、良くも悪くもチーム全体を揺さぶる
シーズン2のフィナーレには、ベテラン捜査官ハンナ役でLLがカメオ的に姿を見せ、シーズン3では本格的にゲスト出演を果たす。シーズン2最終話で衝撃的な出来事を体験したジェーンは、任務に復帰するために身体・精神面の最終面接を受けることになり、サムはジェーンの状態をチェックするためにハワイへ向かう展開になるという。
サムの再登場についてヴァネッサは、「サムは、良い意味でも悪い意味でもチーム全体を揺さぶります。彼の存在により、私たち全員が多くのことについて疑問を抱くようになり、全員が様々な形・レベルへと進化していくでしょう」とコメントしている。
さらに、「LLのキャラクターが、どのような方向へ向かうのか興味があります。というのも、現時点では多くが明かされておらず、私たちにとって彼は頼りになる存在で、ジェーンは彼に寄りかかる必要があるからです。もちろん、彼女はそんなことをチームには言いませんが。それからある時点で、サムのソフトな一面を見るようになるんです」と付け加えた。
そしてLLは、ヴァネッサに助けの手を差し伸べる人物としてサムが適切な理由について、「彼は非常に多くの経験を積んでいて、違った視点と考え方で物事を捉えることが可能だから」だと答え、その経験と知恵に基づいて、ジェーンが捜査官として任務に復帰できるかどうかを的確に判断できると分析している。
サムとジェーンの関係性
続けてLLは、シーズン3におけるサムとジェーンの関係について、こうも述べている。「テナントを見れば──、表現は合っていないかもしれないけど、少しばかり彼女がPTSDを患っていることがサムには分かるんです。だけど、それを克服することが彼女にとってどれだけ重要かも理解しているから、彼女を支えたいと思っています。サムには（検査の結果を）報告しなくちゃいけない人たちがいるけど、それと同時に彼女に仕事へ復帰して、ベストを尽くせるだけの余裕を与えたいとも考えているんです。そのレベルで誰かを尊重することは、特に自分の心や体、魂を何かに注いでいる時には、本当に重要なことだと思います」
LLとヴァネッサは、シーズン3で何話にわたってサムが登場するのかとの質問には口を閉ざしたが、共演エピソードでは二人の信頼関係が鍵となることは間違いなさそうだ。
LLのゲスト出演に注目したい『NCIS：ハワイ』シーズン3は、米CBSにて2月12日（月）に放送スタート。日本では、シーズン1がHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）
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